NAS向けHDDの上位版「WD Red Pro」の3TBモデルが発売

　Western Digital製NAS向けHDDの上位版「WD Red Pro」の3TBモデルが発売。型番は「WD3001FFSX」で、店頭価格(税抜き)は18,980円前後（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。

　「WD Red Pro」は、先々月に4TBモデルの「WD4001FFSX」、先月に2TBモデルの「WD2001FFSX」が発売されており、今回の3TBモデルでラインナップが全て揃ったことになる。

大規模NAS環境向けモデル、回転数は7,200rpm

　WD Red Proは8～16ベイ構成の中・大規模NAS環境向けに設計されたHDD。わずかな衝撃も検出する多軸衝撃センサーや、リード/ライトを調整しデータの補完と保護を行うフライハイトテクノロジーを備えることで信頼性を向上させているという。また、回転数は7,200rpmで、WD Redよりも高速化されている。

　今回発売された3TBモデルの主なスペックは、キャッシュ容量が64MB、インターフェイスが6Gbps SATA。平均消費電力はリード/ライト時8.6W、アイドル時6.5W、スタンバイ/スリープ時0.6W、動作音量がアイドル時31dB、シーク時平均34dB、最大内部転送速度が168MB/s。

[撮影協力:ZOA 秋葉原本店]