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R.O.G.ブランドのX99マザー「RAMPAGE V EXTREME」が発売

ASUS独自のCPUソケット「OC Socket」を採用

(9/13 19:50更新)販売を確認
(9/11 20:50更新)BUYMOREの予価が値下がり

 LGA2011-v3世代では初のASUS R.O.G.マザー「RAMPAGE V EXTREME」が発売された。高機能の同社独自CPUソケットが採用されており、5インチベイに内蔵可能な外部OCコントローラも付属している。店頭価格は税込59,980円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 なお、入荷数が少ないこともあり、多くのショップですでに売り切れ、品薄となっている。

ASUS独自のCPUソケット「OC Socket」を採用したE-ATXマザーボード

 RAMPAGE V EXTREMEは、Intel X99チップセットを搭載したE-ATXタイプのHaswell-E対応マザーボード。ゲーム・OC向けのR.O.G.シリーズに属する製品で、高い耐久性や長寿命などを謳う電源回路の最新版「Extreme Engine Digi+ IV」や、多くのOC向け機能が搭載されている。

 CPUソケットは、スタンダードシリーズの「X99-DELUXE」と同じくLGA2011-v3互換の「OC Socket」が採用。LGA2011-v3のピン(CPUとの接点)を拡張することにより、CPUとDDR4メモリの電圧をより高く設定できるようにしたもので、同社は「CPU電圧を1.825Vに設定できる」「メモリクロックを3,300MHz以上に上げられる」などと、OC性能の高さをアピールしている。

 様々なボタン・スイッチ類を集めたDIMMスロット脇の「OC Zone」もユニーク。電源・リセットボタンや「MemOK!」ボタン、PCIe x16スロットのON/OFFスイッチなどが集中的に配置されている。

 今回はトラブル解消機能が充実しているのが特徴だ。その1つは「ReTry」ボタン。POST中にハングアップした場合に復帰させるには、通常は電源ボタンを長押ししたり、電源ユニットのスイッチを操作したりしなければならないが、ReTryボタンではこれらの操作は不要で、押すだけで再起動できるという。

 もう一つは「Safe Boot」ボタンで、ワンプッシュでUEFIを“セーフモード”で起動するというもの。クロックの上げすぎなどでトラブルが発生しても、ボタンを押すことで自動的に前回の設定値でUEFIが起動され、再び設定を行なうことが可能になるという。

 このほか、“極冷”で使用するドライアイス蒸発ポットが簡単に装着できるという機構「X-Socket II」や、最大8基のファンが制御できる高機能ファンコントローラ「Fan Xpert 3」なども装備。2.6インチディスプレイを搭載した外部OCコントローラ「OC Panel」も付属している。

 スロット数はPCIe x16×5(1基は常にx4モードで動作)、PCIe x1×1、DDR4 DIMM×8。主な搭載機能・インターフェイスはGigabit Ethernet(Intel I218V)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac、最大1,300Mbps対応)、Bluetooth 4.0、6Gbps SATA、SATA Express、M.2、USB 3.0、8チャンネルサウンド(SupremeFX 2014)。

[撮影協力:BUY MORE秋葉原本店ドスパラパーツ館ツクモeX.パソコン館]

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