AMD FXシリーズの新モデルが1年ぶりに登場、8コア/TDP95Wモデルなど

　AMDのSocket AM3+用CPU「AMD FX」シリーズの新モデルが約1年ぶりに登場、FX-8370/8370E/8320Eの3モデルが発売された。店頭価格（税抜き）は順に21,980円、21,980円、16,180円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。

　このほか、Socket FM2＋対応APUの下位モデル「A4-7300」も同時に発売されている。店頭価格（税抜き）は4,580円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

FX-8350などと同じ「Vishera」ベースの8コアCPU

　FX-8370/8370E/8320Eは、すでに発売されているFX-8350などと同じ「Vishera」ベースの8コアCPU。AMD FXシリーズの新製品が発売されるのは、2013年10月に登場したFX-9370以来で約1年ぶりとなる（2014年3月に単品販売が始まったFX-9590は、前年に完成品PCが発売済み）。

　今回発売されたモデルの主な仕様は、FX-8370が動作クロック4GHz（最大4.3GHz）/TDP125W、FX-8370Eが同3.3GHz（最大4.3GHz）/同95W、FX-8320Eが同3.2GHz（最大4GHz）/同95Wで、TDP95Wモデルはモデル名の末尾に「E」が付いている。

[撮影協力:ツクモeX.パソコン館とツクモパソコン本店とパソコンショップ アーク]