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40 Gigabit Ethernet対応のIntel製LANカードが販売中

約9.4万円から

 40 Gigabit Ethernet対応カードが初登場、Intelの「XL710」シリーズがオリオスペックで販売中だ。店頭価格は2ポートモデル「XL710-QDA2」が税込119,700円前後、1ポートモデル「XL710-QDA1」が税込93,800円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

大転送速度40Gbpsに対応したPCIe 3.0 x8接続のネットワークカード

 XL710シリーズは最大転送速度40Gbpsに対応したPCIe 3.0 x8接続のネットワークカード。開発コード名「Fortville」こと10/40 Gigabit Ethernetコントローラ「XL710」を搭載し、次世代の高速データセンターのニーズにも応えるとされている。

 エンタープライズ向けの高速ネットワーク製品については、10 Gigabit Ethernet対応カードやスイッチなどの店頭販売をこれまでに確認しているが、40 Gigabit Ethernet対応製品は初めて。

 ただし、今回の製品では、ネットワークインターフェイスとしてQSFP+が用いられている。10 Gigabit Ethernetカードなどに搭載されているSFP+とは形状が異なり、既存のSFP+ケーブルは接続できないので要注意だ。なお、QSFP+ケーブルの店頭販売は未確認。

 カードサイズは68.7×167.1mm(2.703×6.578インチ)で、Low-Profile対応が謳われている。また、冷却システムはファンレス(ヒートシンクのみ)だが、最小150LFMのエアフローが必要とされている。

[撮影協力:オリオスペック]

Intel XL710シリーズ