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パーツ交換が可能な簡易水冷キットがSwiftechから登場

 冷却ヘッドの増設などのカスタマイズが可能なSwiftech製水冷キットの新モデルが登場、240mmラジエーターの「H220-X」と280mmラジエーターの「H240-X」がオリオスペックで販売中だ。店頭価格は順に税込19,200円前後、税込21,400円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

ユーザーが冷却ヘッドやチューブなどのパーツを交換・増設できる簡易水冷キット

 これらは、CPU用冷却ヘッドやラジエーターなどがセットになった簡易タイプの水冷キット。ラジエーターにはポンプと冷却液タンクが搭載。冷却液の封入やチューブの接続は済んでおり、PCケースに組み込めば使用できる。

 一般的な簡易水冷キットとは異なり、ユーザーが冷却ヘッドやチューブなどのパーツを交換・増設できるのも特徴。強力なポンプを採用しており、ビデオカード用冷却ヘッドの追加も可能という。対応フィッティングはG 1/4としている。なお、製品パッケージには、分解した時点で保証は無くなると記載されているので、注意が必要だ。

 このほか、オリオスペックによれば、冷却ヘッドのカバーの発光カラーを変えることも可能とのこと。ホワイト、ブルー、レッド、グリーンの4種類のプレートが付属しており、交換することでカラーが変えられるという。

 水冷ヘッドは同社製の「Apogee XL」が採用。対応CPUソケットはLGA1150/1155/1156/2011、Socket AM2/AM3/FM1/FM2/939。H220-Xのラジエーターサイズは247×126×115mmで、120mmファン2基が搭載、H240-Xのラジエーターサイズは290×140×115mmで、140mmファン2基が搭載されている。

 両モデルでメンテナンスフリーが謳われており、製品の保証期間中(3年間)は冷却液の交換は不要という。ただし、ユーザーがパーツ交換などを行なった場合は、カスタマイズの内容によって交換時期は変化するとしている。

[撮影協力:オリオスペック]

Swiftech H240-X