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9cmファンを挟み込んだCPUクーラーがNoctuaから登場

“サンドイッチ”タイプとしては小ぶりなモデル

 小型の92mmファンをフィンで挟んだNoctuaのCPUクーラー「NH-D9L」が発売された。店頭価格は税込10,010円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

ツインタワー型で比較的コンパクトなCPUクーラー

側面
底面
NH-U9S(左)との比較
NH-U9S(左)との比較

 NH-D9Lは、ツインタワー型のアルミ製フィンの中心に、ファンを配置したCPUクーラー。こうした“サンドイッチ”タイプのCPUクーラーは、100mmクラスの大型ファンを採用する製品が多いが、今回は小型の92mmファンが用いられており、比較的コンパクトなのが特徴だ。

 本体サイズは高さ110×幅95×奥行き95mm。重量は531g。冷却ヘッドは銅製で、フィンとは銅製ヒートパイプで接続されている。対応CPUタイプはLGA2011/2011-v3/1156/1155/1150、Socket AM2+/AM3/AM3+/FM1/FM2/FM2+。

 採用ファンは同社製の「NF-A9 PWM」で、回転数は400~2,000rpm、最大エアフローは78.9立方メートル/h、最大ノイズレベルは22.8dB。付属の「L.N.A.(Low-Noise Adaptor)」を接続することで、最大回転数を1,550rpmに、最大ノイズレベル16.3dBに抑えられる。

 なお、同ファンをフィンの側面に配置したサイドフローモデル「NH-U9S」も発売されている。店頭価格は税込10,580円前後。

[撮影協力:オリオスペック]

Noctua NH-D9L