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新興国向けスマホ「Android One」端末が直輸入、実売39,800円

本来は低価格が売りのモデル

 Googleが提唱する低価格スマートフォンプラットフォーム「Android One」の端末が登場、印Karbonn Mobilesの「Karbonn Sparkle-V」がJan-gle 秋葉原本店とJan-gle 3号店(ブロックC1-[e5])で販売中だ。

 ただし、同店が直輸入した製品とあって、現地価格の3倍程度となっている。店頭価格は税込39,800円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

スマートフォンを低コストで供給することを目指したプラットフォーム

 Android Oneは、新興国にスマートフォンを普及させるためのGoogleによるプロジェクト。端末メーカーや通信キャリアと共同で、スマートフォンを低コストで供給することを目指すもので、対応端末ではAndroid OSのアップデートも最大2年間、自動で受信できるという。

 今回登場したKarbonn Sparkle-Vは、4.5インチIPSディスプレイ(480×854ドット、静電容量方式タッチスクリーン)や、クロック1.3GHzの4コアプロセッサ、Android 4.4を搭載したスマートフォン。メモリ容量は1GB、ストレージ容量は4GB。本体サイズは113×66×10.4mm。3G+2GのDual SIM対応で、同店によると周波数はGSM 850/900/1,800/1,900MHz、HSDPA 850/2,100MHzに対応しているという。

 スマートフォンの最新モデルとしてはディスプレイの解像度が低く、対応通信規格も3Gまでだが、iPhoneなどに比べ価格が安く、製品情報からリンクしているインド国内の販売サイト「Snapdeal.com」では、5,969ルピー(約11,500円)で販売されている。

 ちなみに、同サイトでのiPhone 6(16GBモデル)の価格は53,350ルピー(約10万円)。

[撮影協力:Jan-gle 3号店(ブロックC1-[e5])とJan-gle 秋葉原本店]

Karbonn Mobiles Karbonn Sparkle-V