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壁掛け対応のスリムタワーケースが近日発売、LIAN-LI製

サイドパネルに強化ガラス採用

PC-O5S(ライティング用の赤色LEDは別売り)

 壁面への設置も可能という厚さ150mm以下のスリムタワーケースがLIAN-LIから近く発売される見込みだ。ラインナップはMini-ITXモデルの「PC-O5」「PC-O5S」、microATXモデルの「PC-O6S」、ATXモデルの「PC-O7S」の全4種類。

 ツクモパソコン本店ではPC-O5Sが展示中で、展示機にはマザーや水冷ラジエーターなどが組み込まれている。同店によれば発売予定時期は1月で、価格は未定。このほか、オリオスペックにはPC-O5のサンプルが入荷、同店によると発売は2月になるという。

サイドパネルに強化ガラスを採用したスリムタワーケース、3基の拡張カードスロットを搭載

PC-O5Sの前面
壁掛け用のフック穴
PC-O5Sの背面
PC-O5Sの内部
PC-O5Sの内部
PC-O5Sの拡張スロット
PC-O5の前面
PC-O5の内部

 これらはアルミ製シャーシを採用した縦置き・横置き両対応のPCケース。本体の厚さ(奥行き)は、PC-O5が133mm、他の3モデルが148mmとスリムで、またサイドパネルに強化ガラスを用いることで、内蔵したPCパーツが見られるようになっている。

 スリムケースながら、全モデルで3基の拡張カードスロットが装備。カードとマザーとは、付属のライザーカードとフラットケーブルを用いて接続する。PC-O6Sは長さ290mmまで、PC-O7Sは長さ310mmまでの大型ビデオカードにも対応するという。

 PC-O5S、PC-O6S、PC-O7Sは水冷ラジエーターの内蔵も可能。最大対応幅は順に300mm、400mm、400mm。

 また、壁面に設置できるという点もユニーク。同店の展示機の側面には、フック用と見られる穴が用意されている。ただし、現時点ではマウント方法は不明で、マウント時に必要な金具などが付属するかどうかも不明。

 本体サイズは、PC-O5が幅384×高さ390×奥行き133mm、PC-O5Sが幅384×高さ465×奥行き148mm、PC-O6Sが幅484×高さ515×奥行き148mm、PC-O7Sが幅514×高さ585×奥行き148mm。対応電源はPC-O5とPC-O5SがSFXタイプ、PC-O6SとPC-O7SがATXタイプ。

 ストレージは、全モデルでスリム光学ドライブ、3.5インチ/2.5インチHDDが搭載可能。光学ドライブや拡張カードなどのスペースにHDDを装着することも可能という。また、PC-O7Sでは、ATXマザーのほか、基板サイズが12×10.6インチの「SP-ATX」マザーにも対応するとされている。

[撮影協力:ツクモパソコン本店]

LIAN-LI PC-O5S