ニュース

Raspberry Pi風の小型ボード「Banana Pi」が販売中

デュアルコアCPUや1GBメモリを搭載、Raspberry Piよりも高性能

(1/15 27:32更新)専用ケースが販売開始。

 Raspberry Pi風の小型コンピュータ「Banana Pi」が上海問屋から発売された。デュアルコアSoCや1GBメモリを搭載するなど、Raspberry Piより高スペックなのが特徴。店頭価格は税込6,990円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 上級者向けの「上海道場」に属する製品で、上海問屋による製品名は「シングルボードコンピュータ Banana Piボード(DN-12064)」。パッケージに記載されているメーカーは中国LeMaker。

 このほか、Banana Pi専用の小型ケースの販売も始まっている。店頭価格は税込990円。

デュアルコアSoCのAllwinner A20やDDR3 1GBメモリを搭載したRaspberry Pi風の小型コンピュータ

 Banana Piは、手のひらサイズの基板にプロセッサや各種I/Oなどを搭載した小型コンピュータ。大きさやルックスはRaspberry Piに似ているが、上海問屋によれば「Raspberry Piとの互換性はなく、ケースなどは流用できない」という。

 一方、スペックはRaspberry Piより高く、デュアルコアSoCのAllwinner A20(1GHz)や1GBのDDR3メモリのほか、Gigabit Ethernet(RJ-45)も搭載。この他、HDMI、SATA、USB(標準A、2ポート)、SDカードスロット、RCA端子、3.5mmジャック、各種ピンヘッダなど、様々なインターフェイスが搭載されている。

 上海問屋によれば、SDカードを用いてAndroidやLinuxなどの起動が可能とのこと。電源はMicro USBポートで供給する。

 ただし、「上海道場」に属する上級者向けの製品である点には要注意。使用方法などに関する問い合わせは受け付けておらず、ネットで調べるなどしてユーザー自身で解決する必要がある。

[撮影協力:ドスパラ秋葉原本店]

[Amazonで購入]