ゲーム配信向けの高機能Mini-ITXマザーがMSIから発売

　Killer LANなどを搭載したMSIのMini-ITXゲーミングマザー「Z97I GAMING ACK」が発売された。店頭価格は税込26,980円前後（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。

有線式のKiller NICと併用可能なKiller WI-FIを搭載したMini-ITXマザー

　Z97I GAMING ACKは、Intel Z97チップセットを搭載したMini-ITXタイプのLGA1150マザーボードで、小型マザーながらゲーム向けを謳う点が特徴。

　ネットワーク機能として、Killer E2205コントローラによるGigabit Ethernetと、Killer Wireless-AC 1525モジュールによる無線LANが装備。無線LANでもオンラインゲームが低遅延・高レスポンスでプレイできるという「Double Shot Pro」や、有線・無線LANの同時使用が可能な「Smart Teaming」もサポート。同社によるとSmart Teamingを利用することで、ゲームのプレイには有線LAN、ゲーム配信には無線LANといった使い分けができるという。

　また、「ボタンをクリックするだけでフレームレートが上がる」（同社）というオーバークロック機能「GAMING APP」も備える。「サイレントモード」「GAMINGモード」「OCモード」の3つのモードを選ぶだけでOCでき、「技術的な知識がなくてもシステムのパフォーマンスがチューンできる」としている。

　このほか、リアルな音場を再現する「Sound Blaster Cinema 2」、クリアな音を実現する「Audio Boost 2」といったサウンド機能や、従来比で10倍の耐久性を持つというPS/2・USBポート「ゲーミング・デバイス・ポート」なども備えている。

　スロット数はPCIe x16×1、DDR3 DIMM×2（最大16GB）。主な搭載機能・インターフェイスはDisplayPort、HDMI（2ポート）、Gigabit Ethernet、無線LAN（IEEE 802.11a/b/g/n/ac）、Bluetooth v4.1、6Gbps SATA（4ポート）、M.2、USB 3.0、7.1チャンネルサウンド。

[撮影協力:BUY MORE秋葉原本店とドスパラパーツ館]