ニュース
Core i7がファンレス動作、手の平大サイズの「サバ太郎 Type-C」が登場
2.5”HDDが2基搭載可能な超小型ファンレスサーバー
(2015/3/30 00:03)
Ivy Bridgeを搭載したピノーの超小型ファンレスサーバーの新モデル「サバ太郎 Type-C」が近日発売される予定だ。オリオスペックでは、CPU(Core i7-3555LE、Core i7-3517UE、Celeron 1020E)とメモリ容量(4GBまたは8GB)が異なる計6モデルを31日(火)から受注販売する予定。価格(税抜き)は103,800~168,000円。
2.5インチHDDが2基搭載可能な超小型ファンレスPC
サバ太郎 Type-Cは、幅107.4×奥行き146.2×高さ69.9mmの超小型筐体を採用したサーバー向けPC。
Bay Trailを搭載した既存モデルの「Type-P」(mSATA SSD対応モデルが幅80.6×奥行き110.6×高さ32mm)より大型だが、Type-Cでは上位CPUのIvy Bridgeを搭載しつつ、従来同様にファンレスが実現されている。
搭載CPUは、標準モデルがCore i7-3517UE(2コア/4スレッド、ベース1.7GHz/ターボ時2.8GHz、TDP 17W)と、Celeron 1020E(2コア/2スレッド、2.2GHz、TDP 35W)の2種類。
このほか、高クロックのCore i7-3555LE(2コア/4スレッド、ベース2.5GHz/ターボ時3.2GHz、TDP 25W)なども搭載可能。これらについて同社は「受注生産になることがある」としている。
チップセットはIntel QM77。メモリスロットはDDR3-1600 DIMM×2(最大16GB)で、ECCメモリにも対応する。ストレージは2.5インチHDD/SSD×2(6Gbps SATA)と、mSATA SSD×1(3Gbps SATA)が搭載可能。HDMI、Gigabit Ethernet(2基)、USB 3.0(4基)も備える。
電源はACアダプタ。消費電力は、ULV版CPUを搭載した場合で最大35W、平均15~20W、標準電圧版CPUの場合で最大45W、平均20~30Wとされている。
[撮影協力:オリオスペック]