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スマホでTVをリモート試聴「Slingbox M1」が発売

無線LANやChromecastに対応

(4/14 14:24更新)単体モデルの販売状況を追記。

 番組のリモート視聴を可能にする米Sling Mediaの「Slingbox」の最新モデルが登場、無線LANにも対応した「Slingbox M1」がフロンティアファクトリーから発売された。

 店頭販売が始まったのは、専用のHDMIコンバーターとのセットモデルで、店頭価格は税込35,400円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 このほか、フロンティアファクトリーではSlingbox M1単体モデルも用意しているが、こちらはWeb通販のみの展開になっている。

インターネットを介してレコーダーに録画した番組などが視聴できるアダプタ

 Slingbox M1は、レコーダーやチューナーなどの映像・音声を入力し、インターネットを介して外出先などで視聴できるようにする装置。

 2013年3月に登場した「Slingbox 350」に続くモデルで、今回は新たに無線LAN機能が搭載。PCを使わずに、スマートフォンやタブレットだけで本体の設定を行なうことも可能になった。また、Chromecast経由での出力にも対応している。

 PC、タブレットでの視聴時には、接続したレコーダーのチャンネル操作も可能。付属の赤外線リモコンケーブルを用いることで、レコーダーなどの操作を実現する。

 本体背面には、映像入力端子としてコンポーネントビデオとコンポジットビデオが装備。それぞれのスルー端子(出力端子)も備えており、テレビとレコーダーとの間に接続することもできる。音声の入力・スルー端子(RCA)も備える。

 レコーダーなどのHDMI端子と、本体のコンポーネントビデオ端子とを接続する際には、専用の変換アダプタであるHDMIコンバーターを使用する。ただし、コンバーターの使用時は、レコーダーなどの出力設定を1080i(D3)以下にする必要があるとのこと。

 また、スマートフォンやタブレットでの視聴には、有料のAndroid/iOS対応アプリ「SlingPlayer」が必要。アプリはスマートフォン用とタブレット用の2種類がある。

 本体サイズは幅180×高さ45×奥行き110mm、重量は420g。本体背面にはLAN端子(10/100BASE-T)も備える。

 付属品はACアダプタ、コンポーネントビデオケーブル、D端子-コンポーネントビデオ変換ケーブル、音声ケーブル、赤外線リモコンケーブルなど。HDMIコンバーターとのセットモデルには、コンバーターに給電するためのUSB電源アダプタなども付属する。

[撮影協力:ツクモパソコン本店II]