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“変態”復活?ASRock独自のCPUソケットを搭載したX99マザーが発売

USB 3.1カード同梱の「X99 Extreme4/3.1」

 「変態マザー」と呼ばれるユニークなマザーボードを多くリリースしてきたASRockから、独自のCPUソケットを搭載したX99マザーボードが登場、「X99 Extreme4/3.1」が発売された。店頭価格は税込37,800円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

LGA2011-v3用CPUに対応したASRock独自のCPUソケット「X SERIES OC SOCKET」を搭載

 X99 Extreme4/3.1は、LGA2011-v3用CPUに対応したASRock独自のCPUソケット「X SERIES OC SOCKET」を搭載したATXマザーボード。国内代理店マスタードシードによると、一般的なLGA2011-v3用CPUソケットよりもピン数が増えており、「CPUの隠されたパフォーマンスを解き放ち、性能を向上させることができる」(同社)という。

 ベースとなっているマザーボードは昨年8月に発売された「X99 Extreme4」で、前述のCPUソケット変更のほかに、対応メモリがDDR4 3000+ → DDR4 3200+に向上、SATA Expressコネクタが1ポート追加、USB 3.1 Type-Cポート搭載の拡張カードが同梱、といった違いがある。ちなみに、LGA2011-v3の互換CPUソケットは、同社のほかにASUSも発表しており、昨年8月に独自の「OC Socket」を搭載したマザーボードを発売している。

 X99 Extreme4/3.1の基本仕様はX99 Extreme4とほぼ同じで、主な搭載デバイスや機能は1000Base-T LAN(Intel I218-V)、7.1chサウンド(Purity Sound 2)、USB 3.0、SATA Express、eSATAなど。拡張スロットは、PCIe 3.0 x16×3、PCIe 2.0 x16×1、PCIe 2.0 x1×1、Ultra M.2ソケット×1(PCIe 3.0 x16×1、SATA 6Gbpsポートの一部と排他)。メモリスロットは8本で、DDR4 nonECC Unbuffered DIMMやDDR4 ECC Registered DIMMに対応する(最大容量128GB)。

[撮影協力:ドスパラパーツ館ソフマップ 秋葉原 リユース総合館]

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