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マウスのスティックPC「m-Stick」に組み込み向けWindows搭載モデルが登場

通電するだけでOS起動、再起動時にシステム復元

 マウスコンピューターのスティック型PC「m-Stick」の組み込み向けWindows搭載モデル「MS-NH1-EMBD」が発売された。いわゆるロックダウン(特定用途向け)端末で、通電するだけでOSが起動する機能などを備える。mouse computer秋葉原ダイレクトショップでは、受発注扱いで販売中。店頭価格は税込42,980円前後で、納期は5営業日。

 MS-NH1-EMBDは、組み込み機器などに向けたOSであるWindows Embedded 8.1 Industry Pro 32bitを搭載した超小型PC。

 特定の用途に対応した、いわば業務用のm-Stick。専用BIOSの搭載により、Micro USB端子に給電するだけでOSが起動するほか、再起動時にシステムを復元させることなどで機能を制限することも可能なため、不特定多数の人が操作する端末や、デジタルサイネージなどに利用できる。

 また、1年間の無償保証(センドバック方式)が付属するほか、24時間対応の電話によるサポートも受けられる。

 本体サイズは幅100×奥行き38×高さ10mm、重量は約45g。CPUはAtom Z3735F(4コア、1.33GHz)、メモリはDDR3L-RS-1333 2GB、ストレージはeMMC 32GBを搭載する。

 主な搭載機能・インターフェイスはHDMI、無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)、Bluetooth 4.0、USB 2.0、Micro USB(給電専用)、microSDカードスロット。

マウスコンピューター MS-NH1-EMBD