スマホのシャッターリモコンにもなるBLEタグが登場、ラトック製

　鍵やスマートフォンなどの置き忘れを防止するBluetooth4.0+LE対応のタグに新モデルが登場、ラトックシステムから「REX-SEEK2」が発売された。店頭価格は税込3,980円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。

カメラシャッターのリモコン機能を備えたBluetooth4.0+LE対応のタグ

　REX-SEEK2は、スマートフォンと組み合わせて使うBluetooth4.0+LE対応のタグ。スマートフォンとペアリングしたタグが一定の距離から離れた場合に知らせる機能や、スマートフォンまたはタグを使って、お互いを呼び出す機能を備えており、スマートフォンやタグを付けた鍵、バッグなどの紛失を防ぐ事ができる。各機能はApp StoreまたはGoogle Playで公開されている専用アプリ「REXSEEK2」で操作できる。

　さらに、今回のモデルはカメラシャッターのリモコン機能も搭載。カメラアプリのシャッター操作をタグのボタンで行う事が可能だ。なお、ラトックシステムのWebサイトには「カメラモードがオンのタグは、紛失防止機能が使用できません。」と説明されているが、「カメラモードとはスマートフォンのシャッターを押すための機能」（同社）で、「シャッターリモコンの機能を使用している間だけ紛失防止機能が使用できないという意味」「撮影時以外にカメラモードが有効になり続ける訳ではない」（同）とのこと。

　このほか、電話やメールの着信時に音や光りで知らせる機能や、専用アプリ上でスマートフォンとタグの接続が切れた場所を地図で確認できる機能が用意されている。

　本体サイズは直径30mm、厚さ10mmで重量は約8g。タグとスマートフォンの通信距離は最大30m（理論値）。電池寿命は約6ヶ月。

[撮影協力:東映ランド（ブロックD1-[e5]）]