Core i7の性能を要求するゲーム配信用キャプチャユニットが発売

　多数のゲーム配信向けの機能を搭載したAVerMediaのゲーム配信向けUSBキャプチャアダプタの最上位モデル「GC550」が発売された。店頭価格は税込26,800円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

　音声のミキサー機能やピクチャーインピクチャー機能を備え、1080P/60fpsに対応するなど、高機能な仕様になっている。

AVerMedia製ゲーム配信向けキャプチャアダプタの最上位モデル、1080P/60fps対応

　GC550は、USB 3.0接続のゲーム配信向けキャプチャアダプタの高機能モデル。入力可能な動画の最大解像度は1,920×1,080ドットで、1080p/60fpsでの録画にも対応。HDMIパススルー機能も備えており、ディスプレイには遅延無しでゲーム画面を表示することもできる。

　また、キャプチャアダプタとしては珍しいピクチャーインピクチャー機能にも対応しており、ゲーム画面にWebカメラの画像を重ねての配信/録画などを行うことも可能。マイクのミキサー機能も備え、配信時に別途ミキサーが不要な点もウリとしている。

　高性能モデルのため、使用可能なPCの要求スペックも高くなっており、CPU/GPU内蔵のハードウェアエンコーダが利用可能な場合の推奨環境は、CPUがCore i5-4440以上、ビデオカードがGeFoece GTX 660以上、メモリが4GB以上。ソフトウェアエンコーダ使用時の推奨環境は、CPUがCore i7-4770、ビデオカードがGeFoece GTX 660以上、メモリが4GB以上。ノートPCの場合は、CPUが Core i7-4700以上、ビデオ機能がGeFoece GTX 870M以上、メモリが4GB以上が推奨とされている。

　入力端子はHDMI×1、コンポーネント×1、3.5mm AUX×1、3.5mm マイク×1。出力はパススルー用のHDMI×1を備える。付属品はUSB3.0ケーブル、3.5mmステレオケーブル、HDMIケーブル、PS3接続用ケーブル、XSplitの3ヶ月利用権など。

　本体表面のクリアパネル部分は外すことが可能で、ユーザーが好みのデザインの台紙などを入れることが可能になっている。

[撮影協力:ツクモeX.パソコン館とツクモパソコン本店]