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Western DigitalのSSHDが初登場、2.5インチ1TBモデル

回転数5,400rpmのHDDと比較して4~5倍の速度で動作

 Western Digitalから初のSSHDが登場、「WD Blue SSHD」の販売がスタートした。販売を確認したのは、2.5インチ/9.5mm厚で容量1TBの「WD10J31X」で、店頭価格は税込10,480円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。このほか、ラインナップには3.5インチで4TBの「WD40E31X」がある。

ベンチマークソフトでは回転数5,400rpmのHDDと比較して4~5倍の速度で動作

 WD Blue SSHDは、8GBのMLC NANDフラッシュと、HDDとを組み合わせたハイブリッドタイプのストレージ。1基のデバイスで、SSDのようなパフォーマンスと、HDDによる大型の記憶容量を提供するとしている。

 自己学習アルゴリズムを搭載しており、アクセス頻度の高いデータをフラッシュ部分に配置したり、時間の経過で変化するコマンド要求などをその都度、学習、最適化したりすることでパフォーマンスを高めるという。具体的なパフォーマンスについては、ベンチマークソフトのPCMark Vantageにおいて、回転数5,400rpmのHDDと比較して4~5倍の速度で動作するとしている。

 インターフェイスは6Gbps SATA。キャッシュ容量は64MB。ホスト-ドライブ間の連続転送速度は、3.5インチタイプが150MB/s、2.5インチタイプが100MB/s。アイドル時とシーク時の音量は、3.5インチタイプが25dB、26dB、2.5インチタイプが24dB、25dB。

 本体サイズと重量は、3.5インチタイプが高さ25.4×奥行き147×幅101.6mm、0.45kg、2.5インチタイプが高さ9.5×奥行き100.2×幅69.85mm、0.12kg。

[撮影協力:BUY MORE秋葉原本店]

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