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大型ビデオカード対応の薄型Mini-ITXケースがSilverStoneから登場
（2015/8/20 11:45）
長さ330mmまでの大型ビデオカードが内蔵可能なSilverStoneのスリムMini-ITXケースの新モデル「RVZ02」「ML08」が発売された。
RVZ02は通常モデル「SST-RVZ02B」とウィンドウ付きモデル「SST-RVZ02B-W」の2種類が、ML08は通常モデル「SST-ML08B」とキャリーハンドル付きモデル「SST-ML08B-H」の2種類が、それぞれ販売中。店頭価格はRVZ02シリーズが税込15,100～16,700円前後、ML08シリーズが税込13,480～15,640円前後（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。
ライザーカードの採用で最長約330mmのビデオカードが内蔵可能
これらはMini-ITXマザーボードが内蔵可能なスリムタイプのPCケース。本体は縦、横のどちらでも設置可能で、サイズは横置き時で幅380×高さ87×奥行き370mm（ML08のキャリーハンドルを除く）。シャーシは両製品共通で、フロントパネルのデザインが異なる。
スリムケースながら、ライザーカードの採用により、最長約330mmのビデオカードが内蔵できる収納力が実現（拡張カードスロットは2基）。ドライブベイ数はスリム光学ドライブ×1、2.5インチシャドウ×2で、さらにカードサイズに応じて3.5インチまたは2.5インチのドライブ1基が内蔵可能という。
また、ML08のキャリーハンドル付きモデルもユニークで、PCを移動したり持ち運んだりする機会が多い人は要チェックと言える。ハンドルは着脱できる。
なお、店頭販売は確認していないが、SilverStoneはML08のウィンドウ付きモデル「SST-ML08B-W」と、ウィンドウ・キャリーハンドル付きモデル「SST-ML08B-HW」も用意している。
素材は外装がプラスチック、フレームがスチール。ケースファンは非搭載で、背面や側面に通気口が用意されている。CPUクーラーは高さ58mmまでのものが内蔵可能。電源はSFX、SFX-Lタイプに対応する。
[撮影協力:ツクモパソコン本店とツクモeX.パソコン館]
