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“ゲーミング認定”を獲得したZ170マザー「Z170A GAMING M9 ACK」が発売

MSIのゲーム研究所や世界のeSPORTSプレーヤーがチェック

 MSI製ゲーミングマザーの最上位モデルが登場、「Z170A GAMING M9 ACK」が発売された。店頭価格は税込58,000円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

多彩なゲーム向け機能を搭載したMSI製Z170マザー、VRMヒートシンクは水冷対応

 Z170A GAMING M9 ACKは、Intel Z170チップセットを搭載したATXタイプのLGA1151マザーボード。同社のゲーム向けマザーでは、発売済みの「Z170A GAMING M7」「Z170A GAMING M5」などを上回り、最上位モデルとなる。

 製品では、下位モデルと同様にVRMやチップセットにヒートシンクが装備されているが、VRMヒートシンクが水冷対応タイプになっているほか、基板の裏面を覆うバックプレートも装備。重量のあるビデオカードやCPUクーラーを装着しても、基板がたわむ心配がないという。

 ゲーム向けの機能も豊富で、Killerシリーズの有線・無線LANを組み合わせてネットワークのパフォーマンスを高める「Killer Double Shot Pro」や、専用チップによるホットキー・キーボードマクロ「GAMING Hotkey」などが搭載されている。

 384kHz/32bitのハイレゾ音源に対応するという高品位サウンド機能「Xtreme Audio DAC」も搭載。独立した専用回路にC-Media製サウンドチップ、ESS製DAC、日本ケミコン製コンデンサなどを搭載し、さらに回路をEMIシールドで覆うというデザインだ。

 ユニークなのは、製品に対して“ゲーミングテスト”を行なっている点。同社の「ゲーム研究所」や、インターネットカフェでのテストと、世界のeSPORTSプレーヤーによる24時間のオンライン・オフラインゲームプレイを実施し、ネットワーク・オーディオ・FPS性能をチェックしたという。これを経て、同社は「最高のゲームプレイが体験できるよう、完璧に調整した」と豪語する。

 スロット数はPCIe x16×3、PCIe x1×3、DDR4 DIMM×4(64GB)。主な搭載機能・インターフェイスはDisplayPort、HDMI、Gigabit Ethernet(Killer E2400)、11ac無線LAN+Bluetooth 4.1(Killer Wireless 1535)、6Gbps SATA、M.2、SATAe、USB 3.1(ASMedia ASM1142で2基、Intel Z170で6基)、7.1チャンネルサウンド。I/Oパネル部にはUSB 3.1 Type-Cポートがある。

[撮影協力:ドスパラパーツ館ツクモeX.パソコン館パソコンショップ アーク]

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