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DDR4 SO-DIMM×4対応のサーバー向けMini-ITXマザーが発売、ASRock Rack製

LGA2011-v3版Xeon対応の「EPC612D4I」

 LGA2011-v3版Xeonに対応したASRock RackのMini-ITXマザー「EPC612D4I」が発売された。4チャンネルDDR4メモリにも対応している。店頭価格は税込40,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 入荷したパソコンハウス東映では、この製品で動作確認が取れているというDDR4 SO-DIMM 8GBメモリを販売しているほか、マザーとのセット割り引きサービスも行っている。

Intel C612チップセットを搭載、Xeon E5-1600/2600 v3シリーズCPUに対応

店頭POP
バックパネル
Xeon対応
裏面
対応メモリとCPUクーラー(別売り)
製品パッケージ

 EPC612D4Iは、Intel C612チップセットを搭載したMini-ITXタイプのLGA2011-v3マザーボード。サーバーやワークステーションに向けた製品で、Haswell-EPことXeon E5-1600/2600 v3シリーズCPUに対応する。

 Mini-ITXのLGA2011-v3マザーについては、ASRockの「X99E-ITX/ac」(互換CPUソケット採用)もあるが、X99E-ITX/acが2チャンネルのDDR4メモリインターフェイスだったのに対し、EPC612D4Iは4基のDDR4 SO-DIMMスロットを搭載し、4チャンネルをサポートするのがメリットと言える。

 ただし、CPUソケットは、X99E-ITX/acと同様にNarrow ILMタイプが採用されており、対応するCPUクーラーが必要。クーラーのマウントホールの間隔が縦長で、通常のSquare ILMタイプのクーラーには対応していないので要注意だ。

 スロット数はPCIe x16×1、DDR4 SO-DIMM×4(LRDIMM使用時は最大256GB、RDIMM使用時は最大128GB、ECCメモリ対応)。

 主な搭載機能・インターフェイスは、VGA(ASPEED AST2400、VRAM 16MB)、Gigabit Ethernet(2ポート、Intel I210+I217-LM)、IPMI LAN、SATA 6Gbps、USB 3.0。

[撮影協力:パソコンハウス東映]