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DTCP-IP対応のQNAP製NASキット「TS-431+」が発売

HDD×4台用で連続リード速度は200MB/s超え、2ベイモデルも

(9/4 20:38更新)2ベイモデルの販売を確認。

 LAN経由での録画番組のダビングや再生が可能なDTCP-IP対応のNASキットがQNAPから発売された。店頭価格は、4ベイモデルの「TS-431+」が税込67,800円前後、2ベイモデル「TS-231+」が税込39,800円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

DLNAサーバーアプリ「TwonkyServer DTCP」を組み込んだNASキット

 TS-431+とTS-231+は、2.5インチ/3.5インチのSATA HDDを内蔵できるGigabit Ethernet対応NASキット。デュアルコアプロセッサのCortex-A15(1.4GHz)を搭載することでハイパフォーマンスを実現したといい、連続リード速度は200MB/sを超えるとしている。

 専用のDLNAサーバーアプリ「TwonkyServer DTCP」を組み込むことで、DTCP-IPに対応。ネットワークを介して、レコーダーなどで録画したテレビ番組を本体にダビング・ムーブしたり、本体内の番組を他の機器で視聴したりできる。「スカパー!プレミアムサービスLink」にも対応する。

 また、HDDの着脱が本体前面で行なえるため、国内代理店のテックウインドは「カートリッジ交換式のため、ビデオテープのように番組のジャンルや家族で使い分けることも可能」と、番組用ストレージとしてのメリットをアピールしている。

 なお、TwonkyServer DTCPの組み込みには、QNAP製NAS用のオンデマンドインストーラ「App Center」を使用する。

 内蔵ドライブベイは6Gbps SATA接続で、ホットスワップに対応する。搭載メモリはDDR3 1GB。外部インターフェイスはGigabit Ethernet(背面×2)、USB 3.0(前面×1、背面×2)を備える。

[撮影協力:ツクモeX.パソコン館パソコンショップ アークBUY MORE秋葉原本店]