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側面にスロットイン式ベイを備えたmicroATXケース「STYX」が発売

前面はフラットなデザイン、カラーはレッドとブルー

 側面にスロットイン光学ドライブベイを備えたRAIJINTEKのmicroATXタワーケース「STYX」が発売された。店頭価格は税込12,800円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 なお、カラーは全6種類(ブラック、レッド、シルバー、ブルー、グリーン、ゴールド)だが、店頭販売を確認したのはレッドとブルーのみ。

前面にドライブベイやポート類がないフラットなデザイン

側面
薄型光学ドライブが搭載可能
ケース内
前方に電源ベイ
底面
電源を装着した様子
上面
背面

 STYXは、本体サイズが幅210×奥行き360×高さ335mmのアルミ製PCケース。前面にドライブベイやポート類がない、フラットかつシンプルなデザインが特徴だ。ヘアライン加工された外装は、なかなか高級感がある。

 前面にドライブベイはないものの、スロットイン式の薄型光学ドライブが搭載可能。正面から見て右側の前方下部に、メディアを出し入れするためのスリットが用意されている。また、HDD/SSDは、3.5インチ3台+2.5インチ2台、または3.5インチ1台+2.5インチ4台の組み合わせで搭載できる。

 上面の前方にはUSB 3.0ポート(2基)とサウンド端子が装備。拡張カードスロットは5基で、ドライバーなどの工具を使わずにカードが着脱できるという。

 装着済みのケースファンは背面120mm×1。上面には120mmファン×2、または240mmサイズラジエーター×1、底面には120mmファン×1が増設可能。

 対応マザーボードタイプはmicroATX、Mini-ITX。内蔵可能なPCパーツのサイズは、CPUクーラーが高さ180mmまで、ビデオカードが長さ280mmまで。電源ユニットはATXタイプに対応する。

 なお、電源ベイは前方の下部(光学ドライブベイの後ろ)にあり、電源を縦にして装着する。ケース内には電源と接続するための3ピン電源ケーブルが用意されている。普通のタワーケースとは構造が異なるので、気になる人はWebサイトに掲載されているマニュアルで確認するとよいだろう。

[撮影協力:ツクモパソコン本店ツクモeX.パソコン館]