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世界初、Braswell搭載のNASキットがASUSTORから登場

4K映像の再生にも対応

 Braswell版Celeronを搭載したASUSTOR製NASキットが登場、4モデルが国内代理店のユニスターから発売された。

 デュアルコアCPU搭載の2ベイモデル「AS6102T」と4ベイモデル「AS6104T」、クアッドコアCPU搭載の2ベイモデル「AS6202T」と4ベイモデル「AS6204T」で、店頭価格は税込76,680~116,640円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

4K映像の再生にも対応、パッケージにはASUSのロゴマークも

 これらは、2.5インチまたは3.5インチのSATA HDD/SSDが内蔵可能なGigabit Ethernet対応NASキット。Braswell版Celeronの搭載による高いパフォーマンスが謳われており、ASUSTORによれば同CPUを搭載したNASは世界初という。

 搭載CPUは、AS6102TとAS6104Tが2コアのCeleron N3050(ベース1.6GHz、バースト2.16GHz)、AS6202TとAS6204Tが4コアのCeleron N3150(ベース1.6GHz、バースト2.08GHz)。

 パフォーマンスについては、最上位モデルのAS6204Tでは、RAID 5構成時でリード224.77MB/s、ライト220.28MB/sのデータ転送速度を実現するとしている。

 メモリ容量はAS6102TとAS6104Tが2GB、AS6202TとAS6204Tが4GB。メモリタイプはDDR3L SO-DIMMで、8GBまで増設可能。

 また、4K映像の再生にも対応しており、本体背面にはHDMI端子とS/PDIF端子が装備されている。オプションの赤外線リモコン「AS-RC10」での操作も可能。

 ストレージインターフェイスは6Gbps SATA。外部インターフェイスはGigabit Ethernet(2基)、eSATA(2基)、USB 3.0(3基)、USB 2.0(2基)、HDMI 1.4b、S/PDIF(光角型)、赤外線レシーバを備える。

 本体サイズは、2ベイモデルが高さ163.5×幅108×奥行き230mm、4ベイモデルが高さ185.5×幅170×奥行き230mm。付属品はACアダプタ、電源コード、LANケーブル(2本)、インストールCDなど。

 ちなみに、パッケージにはASUSロゴもプリントされているが、これはユニスターによれば「ASUSTORがASUSのグループ会社であることをアピールしていくため」とのこと。ASUSTORの設立は2011年8月で、「ネーミングはASUS Storageが由来」(ASUSTOR)という。

[撮影協力:オリオスペック]