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プレステ2風デザインのASRock製“変態”ルーター「G10」が予約開始

HDMI端子付きのスティック型デバイスを備えたゲーム向けルーター

 ASRock初の無線LANルーター「G10」が登場、ツクモパソコン本店IIにサンプルが入荷した。スマートフォンで家電を操作できる赤外線リモコン機能や、HDMIコネクタ付きトラベルルーターが本体に収納できるなど、一般的なルーターとは異なる“変態”仕様が特徴だ。

 発売予定時期は11月中旬で、本体と同時にトラベルルーター「H2R」も単品で発売される見込み。予価はG10が税抜き36,980円(税込39,940円前後)、H2Rが税抜き7,990円(税込8,630円)。

IEEE 802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LANルーター、本体上部に「H2R」が収納可能

 G10はIEEE 802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LANルーター。PlayStation 2を彷彿させるタワー型の本体に、送信・受信アンテナを各4本備えており、5GHz帯(11ac)では最高1,733Mbps、2.4GHz帯(11n)では最高800Mbpsのデータ転送速度に対応する。

 ゲーム向けが謳われており、各機器に最適な帯域幅を自動的に割り当てる「Gaming Boost」機能が搭載。機能を有効にするとゲーム用途が優先され、家庭用ゲーム機などには帯域の80%が、スマートフォンなどのモバイル端末には20%が割り当てられるという。

 また、赤外線リモコン機能も搭載されている。液晶テレビなどの家電のリモコンコードを本体に学習させ、無線LAN接続したモバイル端末で家電を操作できるようにするもの。操作などには無料のAndroid/iOS対応アプリを使用する。

 本体上部にトラベルルーターのH2Rが収納されているのもユニーク。HDMIコネクタとLAN端子を備えたスティック状のコンパクトなデバイスで、アクセスポイント機能(IEEE 802.11n/2.4GHz帯、最高300Mbps)を備えるほか、Miracastアダプタとしても機能。モバイル端末の映像を、無線LAN経由で液晶テレビなどに出力できる。対応解像度は1,920×1,080ドット。

 このほか、ビームフォーミング、プリンタサーバー、NAS機能などが搭載。本体背面にはUSB 3.0端子(2基)のほか、Gigabit Ethernet端子(WAN×1、LAN×4)、赤外線送受信部、電源ON/OFFスイッチなどが用意されている。

 付属品はACアダプタ、H2R、LANケーブル、Micro USBケーブル、HDMIケーブルなど。

[撮影協力:ツクモパソコン本店II]