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ASUSのBraswell搭載Mini-ITXマザーが2モデル発売、ファンレス仕様
H110やB150を搭載したSkylake向けの廉価マザーも登場
(2015/11/6 12:05)
Intelの省電力SoC「Braswell」を採用したMini-ITXマザーボードがASUSから登場、「N3150I-C」と「N3050I-C」が発売された。店頭価格は税込10,600~12,800円前後(詳細は「今週見つけた主な新製品」参照のこと)。
このほか、また、H110とB150を採用したLGA1151対応のmicroATXマザーボードも2モデル登場している。
TDP6Wが魅力の省電力SoC「Braswell」を搭載したN3150I-CとN3050I-C
N3150I-CとN3050I-Cは、TDP6WのBraswell版Celeronを搭載したファンレス仕様のMini-ITXマザーボード。同社のBraswell搭載モデルはmicroATX対応の「N3150M-E」が発売済みだが、Mini-ITX対応のモデルは今回が初めて。搭載SoCは前者がCeleron N3150(4コア/ベースクロック1.6GHz/バースト周波数2.08GHz)、後者がCeleron N3050(2コア/ベースクロック1.6GHz/バースト周波数2.16GHz)。
低価格ながら他のASUS製マザーボードと同様に、高い品質や耐久性をうたう「ASUS 5X Protection」や、ファン制御が行える「Fan Xpert」といった独自機能に対応している点が特徴だ。
SoC以外の仕様は共通で、主な搭載デバイスはHDMI・VGA映像出力、1000Base-T LAN(Realtek)、サウンドなど。対応メモリはDDR3-DIMM(1,600/1,066MHz)で、スロット数は2本。拡張スロットはx4形状のPCI Express x1が1本搭載されている。
LGA1151対応のmicroATXマザーボードも2モデル発売
H110M-E D3とB150M-AはLGA1151に対応したSkylake向けのmicroATXマザーボード。店頭価格は前者が税込9,500円前後、後者が税込12,800円前後(詳細は「今週見つけた主な新製品」参照のこと)。
H110M-E D3はH110を搭載した廉価モデルで、主な搭載デバイスはHDMI・VGA映像出力、1000Base-T LAN(Realtek)、サウンドなど。DDR3/DDR3Lメモリ対応で、スロット数は2本。拡張スロットはPCI Express x16を1本、x1を2本備えている。
B150M-Aは9月に発売された「B150M-A D3」のDDR4対応モデル。主な搭載デバイスはHDMI・DVI・VGA映像出力、1000Base-T LAN(Realtek)、サウンド、USB 3.0 Type-Cなど。DDR4メモリ対応で、スロット数は4本。拡張スロットはPCI Express x16×1本、同x1×2本となっている。
両モデルとも、基本的なスペックは押さえているため普段使いには十分だが、M.2スロットを搭載していないため、M.2対応SSDの利用を考えている場合は注意が必要だ。