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メモリの最高速が大台に到達、DDR4-4000対応のOCメモリが登場

G.SKILL製の4GB×2枚セット

 現行最速となるDDR4-4000対応をうたうメモリが登場。G.SKILLから4GB×2枚セットの「F4-4000C19D-8GTZ」が発売された。

 店頭価格は税込42,500円前後で、初回入荷分は各店売り切れとなっている(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

DDR4メモリの最高速更新、DDR4-4000対応品が流通開始

DDR4-3866対応モデルも発売

 F4-4000C19D-8GTZは、DDR4-4000(PC4-32000)への対応がうたわれた4GB×2枚セットのオーバークロックメモリ。これまで秋葉原の店頭で購入できるDDR4メモリはDDR4-3600対応品が最速モデルだったので、400MHzほど最高速が更新されたかたちになる。

 F4-4000C19D-8GTZの定格スペックはDDR4-2133で、DDR4-4000はXMP 2.0を利用して設定する仕組み。DDR4-4000動作時のレイテンシはCL 19-21-21-41-2N。動作電圧はパッケージには1.4Vと記載があるが、メモリのXMP 2.0に設定されている値は1.35Vとなっている。

 なお、G.SKILLがDDR4-4000動作対応をうたうマザーボードはASrock Z170 OC Formulaのみとなっている点には注意が必要。販売店も定格のDDR4-2133での動作は保証するものの、DDR4-4000での動作保証はしておらず、動作するかは環境によるとしている。

 また、F4-4000C19D-8GTZの下位にあたるDDR4-3866対応モデルも同時に発売されており、4GB×4枚セットのF4-3866C18Q-16GTZと4GB×2枚セットのF4-3866C18D-8GTZの取り扱いが開始されている。

[撮影協力:OVERCLOCK WORKSパソコンショップ アーク]