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ニアライン向けの2.5インチHDDに1TBモデル、Seagate製

15mm厚の「ST1000NX0313」、実売3万円

 Seagate製ニアラインHDDの2.5インチタイプ「Enterprise Capacity 2.5 HDD」が登場、6Gbps SATA対応の容量1TBモデル「ST1000NX0313」が発売された。店頭価格は税込30,000円前後(詳細は「今週見つけた主な新製品」参照のこと)。

オンラインとオフラインの中間を担うニアラインストレージ向けのHDD

 Enterprise Capacity 2.5 HDDは、オンラインとオフラインの中間を担うニアラインストレージ向けのHDD。24時間稼動への対応や、データを即座に読み取り不可能にし、ドライブ廃棄時などのデータ流出を防ぐ「ISE(Instant Secure Erase)」機能(搭載モデルのみ)などを売りとしている。

 同社のニアラインHDDとしては、3.5インチの「Enterprise Capacity 3.5 HDD」が発売されているが、今回は小型の2.5インチ/15mm厚タイプで、同社は設置スペースや消費電力が削減できることをアピールしている。

 インターフェイスは12Gbps SASと6Gbps SATAの2タイプで、それぞれに4Kセクタ(ネイティブ)と512セクタ(エミュレーション)が用意されている。容量は1TBと2TBの2種類。

 今回登場したST1000NX0313は、6Gbps SATA、512セクタ、容量1TBで、SED(自己暗号化)やISEなどの機能を搭載しないスタンダードモデル。

 主なスペックは、回転速度7,200rpm、キャッシュ容量128MB、最大連続転送レート136MB/s、MTBF 200万時間、消費電力がアイドル時3.51W、動作時4.74W、スタンバイ時1.14W、本体サイズが高さ15×幅70.1×奥行き100.45mm、重量190g。

[撮影協力:オリオスペック]