ニュース

「USBコネクタの抜き挿しをエミュレーション」するアダプタが登場

突然認識しなくなったUSBデバイスを自動復帰

 USBコネクタの抜き挿しをソフトエミュレーションするというユニークなアダプタ「USB troubleshooter(CT-USB1HUB)」がCENTECHブランド(センチュリー)から発売された。店頭価格は税込3,220円前後(詳細は「今週見つけた主な新製品」参照のこと)。

USBデバイスの接続・切断を監視、認識しなくなった時に自動で再接続

 同ブランドが「USB監視機器」と呼んでいるこの製品は、PCへのUSBデバイスの接続状態をソフトウェアでエミュレーションするというアダプタ。本体にはUSB 2.0のオス・メス端子(標準A)が装備されており、PCとUSBデバイスの間に接続して使用する。

 専用の設定ソフト(同社Webサイトに掲載)をインストールすることで、USBデバイスの接続・切断が監視され、認識しなくなった時に自動で再接続されるという。同ブランド曰く、突然認識しなくなったUSBデバイスを自動復帰させるのに利用できるとのこと。

 本体には電源供給用のMicro USB端子も装備されており、バスパワー不足でデバイスが動作しない時などに給電できる(最大入力5V/1A)。

 また、開発者向けのSDKが用意されており、ユーザーが機能を追加することができるとのこと。本体には高精度時計(RTC)や、512バイトの不揮発メモリ(FRAM)も搭載されているという。SDKの入手などについては、問い合わせてほしいとしている。

 本体サイズは22×65.8×10mm(突起部を除く)。重量は約13g。消費電流は60mA(5V)。対応OSはWindows 8.1/7/Vista/XP。

[撮影協力:パソコンハウス東映]

[Amazonで購入]