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スライド式キーボード搭載の5.4型スマホ「BlackBerry PRIV」が登場

QWERTYキーボードやAndroid 5.1を搭載したBlackBerryの新モデル

(11/28 22:40更新)写真を追加。

 スライド式のQWERTYキーボードやAndroid OSを採用した加BlackBerryのスマートフォン「BlackBerry Priv」が登場、イオシス アキバ中央通店に海外版の直輸入品が入荷した。店頭価格は税込118,000円(詳細は「今週見つけた主な新製品」参照のこと)。ただし、25日(水)時点で売り切れで、次回入荷は未定。

 なお、国内代理店のFOXから国内版が発売される予定で、直販サイトでは予約の受け付けが行なわれている。

物理キーボードを備えつつ、9.4mmの薄さをキープ、解像度は2,560×1,440ドット

キーボードを収納した状態
QWERTYキーボードを搭載
裏面
側面
底面
パッケージ
iPhone 6 Plusとの比較

 BlackBerry Privは、5.4インチディスプレイ(2,560×1,440ドット)やヘキサコアプロセッサのQualcomm Snapdragon 808(1.8GHz+1.44GHz)を搭載したスマートフォン。メモリ容量は3GB、ストレージ容量は32GB。

 ユニークなスライド式キーボードを備えており、ディスプレイを上方向にスライドさせるとQWERTYキーボードが現れる。スライド構造ながらスリムな形状で、FOXは「ディスプレイと物理キーボードを備えつつ、9.4mmの薄さをキープした」と、そのデザインをアピールしている。

 また、これまでのBlackBerryスマートフォンでは、QNXベースの独自OSであるBlackBerry OSが採用されていたが、BlackBerry PrivではAndroid 5.1が採用。Google Playからのアプリの導入も可能になった。コミュニケーションアプリ「BBM」などの同社製アプリもプリインストールされている。

 本体サイズは高さ147×幅77.2×奥行き9.4mm(キーボードをスライドさせた時は高さ184mm)。重量は192g。バッテリー容量は3,410mAh(着脱不可)。

 対応通信規格はFD-LTE、TD-LTE、HSPA+(2,100/1,900/1,700/850/900MHz)、GSM/GPRS/EDGE(850/900/1,800/1,900MHz)。LTEの対応周波数は国・地域によって異なる。

 主な搭載機能・インターフェイスは無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.1、microSD(最大2TB)、Micro USB、SlimPort、フロントカメラ(2メガピクセル)、リアカメラ(18メガピクセル)、NFC、GPS、各種センサー。

 11/26 19:13更新 従来のBlackBerryスマートフォンに搭載しているOSに関して、「Androidベースの独自OSであるBlackBerry OS」と記載しておりましたが、正しくは「QNXベースの独自OSであるBlackBerry OS」になります。お詫びして訂正いたします。

[撮影協力:イオシス アキバ中央通店]