ニュース

東プレの“光るゲーミングキーボード”がEIZOのイベントで展示

静電容量無接点方式+RGBバックライト搭載モデル text by 関根慎一

会場の様子
TYPE HEAVEN RGB

 11月29日、ツクモパソコン本店4階において、EIZOが15日に発売する液晶ディスプレイ「FORIS FS2735」の発売前体験イベントが開催された。

 2015年11月から2016年1月にかけて全国を回るキャラバンイベントで、秋葉原は名古屋に続いて2番目の開催地。次回は12月5日にツクモDEPO札幌駅前店で実施する予定だ。

 本イベントにはMSI、Mionix、東プレも協賛しており、各社の最新製品も展示されていた。

 まずは東プレの注目モデル「TYPE HEAVEN RGB」から紹介しよう。

 「TYPE HEAVEN RGB」は9月に開催された東京ゲームショウで東プレが発表したゲーミングキーボード。Realforceにも採用されている静電容量無接点方式を採用したモデルとして注目を集めている機種だ。TYPE HEAVENはこれまで海外で展開されていたブランドで、国内投入は今回のモデルが初。

 キーストロークを1.5mm、2mm、2.5mm、3mmの4段階で調整可能なほか、1,680万色のカラーで調整可能なLEDバックライトを搭載。キー配列は104キーの英語配列。押下特性は全キー等荷重の45g。耐久打鍵回数は約5,000万回。重量は約1.5kg。インターフェイスはUSB。価格は未定。発売時期は2016年の9月頃を予定しているとのこと。

キーストローク4mmのうち入力位置を1.5mm、2mm、2.5mm、3mmの4段階に調節できる
約1,680万色を表現可能なバックライトを備える。詳しくはまだなんとも言えないとのことだが、発光色や入力深さの設定は、専用のユーティリティが用意されると思われる
キースイッチは静電容量無接点方式の円錐スプリング構造
主要スペック
全キー等荷重30gのテンキーレスキーボード「Realforce 91UG-S」
PS2接続の変荷重タイプ「Realforce 108P-S」
いずれも2016年2月発売予定

 今回のイベントの主役「EIZO FS2735」は、144Hz表示をサポートしたIPSパネル搭載の27型ディスプレイ。

 GPUとディスプレイのリフレッシュレートを同期させてティアリングを防止するFreeSyncに対応するほか、新機能として画面表示設定のクラウド保存/共有機能を搭載。Bluetooth接続でスマートフォンをリモコンとして使える機能も備えている。

FORIS FS2735
第3世代の視認性自動補正機能「Smart Insight Demolition」を搭載する
FORISシリーズのフラッグシップにあたる
Smart Insightのメリット
設定値のクラウド保存機能を搭載。プロゲーマーや著名人の設定値を配布する構想もあるという
スマートフォン連携の実演も行なった

 このほか、協賛各社による新製品紹介や、FPSタイトル「Alliance of Valiant Arms」で活動するプロゲーミングチームDeToNatorのShaka氏と対戦できるセッション、ノベルティが当たるじゃんけん大会なども実施された。

Mionixの「AVIOR 8200」
AVIOR 8200の概要
MSIはゲーミングノート「GT72S Dominator Pro G」をはじめとした一連のラインナップを紹介
トリプルディスプレイにTYPE HEAVEN RGBとAVIOR 8200を合わせた試遊環境が用意されていた
ゲームの実演を行なったDeToNatorのShaka氏(左)とYamatoN氏(右)
来場者と対戦する場面もあった
じゃんけん大会の様子