ニュース

ヤマダの6.8型巨大スマホ「EveryPad III」が発売、実売3.8万円

製造はレノボ、PHAB Plusと同等スペックで2年保証

 LTE通信や音声通話に対応したヤマダ電機ブランドの大型スマートフォン「EveryPad III」が発売された。カラーはグレーとシルバーの2種類で、店頭価格は税抜き34,800円(税込37,584円)。2年間の長期保証サービスが付いている(詳細は「今週見つけた主な新製品」参照のこと)。

 発売を記念して、購入者には先着でYAMADA SIM(データ通信用)microSIMとメーカー純正バックカバー、液晶保護フィルムのセットをプレゼント中。

主要スペックはレノボの「PHAB Plus」と同様、液晶解像度は1,920×1,080ドット

 EveryPad IIIは、6.8インチIPSディスプレイ(1,920×1,080ドット)や、オクタコアプロセッサのQualcomm MSM8939(1.5GHz)、Android 5.0などを搭載した大型のスマートフォン。スマートフォンとタブレット端末の中間サイズであることから“ファブレット”と言われることもある端末だ。搭載メモリはLPDDR3 2GB、ストレージ容量は32GB。

 昨年6月に登場したタブレット端末「EveryPad II」の後継モデルで、ディスプレイの解像度やプロセッサのコア数・クロック、メモリ・ストレージ容量などのスペックが向上した。

 製造元は従来と同じくレノボ。本体デザインのほか、ディスプレイ・プロセッサ・メモリなどの主要スペックは「PHAB Plus」と同様で、この製品がベースと見られる。

 LTE/3G通信や音声通話も可能。SIMロックされておらず、別途用意したSIMカードを装着して通信・通話が行なえる。対応バンドはLTEが1/3/8、3Gが900MHz、2,100MHz。

 SIMカードスロットは、nanoサイズとmicroサイズを各1基備えており、ヤマダ電機は「用途に応じて2枚のSIMカードをを使い分けることができる」としている。なお、nanoSIMカードスロットとmicroSDカードスロットは共用。

 手書き入力などに使えるスタイラスも付属。手書き入力アプリ「MetaMojiNote」や、対話型の音声アシスタント「デンちゃん」なども導入されている。また、アイコンなどに指が届きやすくなる縮小表示機能「片手操作モード」が搭載されている。

 本体サイズは186.6×96.6×7.6mm。重量は約237g。主な搭載機能・インターフェイスは無線LAN(IEEE 802.11ac/a/b/g/n)、Bluetooth 4.0、Micro USB、microSDカードスロット、フロントカメラ(500万画素)、リアカメラ(1,300万画素)。バッテリーでの動作時間は、無線LAN使用時で約6時間、連続待ち受け時間はLTEが約560時間、3Gが約602時間。

 付属品はUSBケーブル、ACアダプタ、スタイラスなど。

[撮影協力:ツクモeX.パソコン館]