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スマホ連携に対応したEIZOの27型ゲーミング液晶「FS2735」が発売

Bluetooth搭載、電話の着信などをアイコンで表示

 EIZOのゲーミングディスプレイ「FORIS」の新モデルが登場、27インチの「FS2735」が発売された。FreeSyncのほか、クラウド・スマートフォンとの連携にも対応する。店頭価格は税込134,500~148,800円前後。

 ツクモパソコン本店ツクモeX.パソコン館BUY MORE秋葉原本店LEVEL ∞ HUBなどでは、実機デモが始まっている(詳細は「今週見つけた主な新製品」参照のこと)。

画質の調整や入力の切り替えがスマホで可能に、電話などの通知を画面隅に表示

 FS2735は、27インチの非光沢IPSパネル(2,560×1,440ドット)を採用したゲーム向けディスプレイ。対応リフレッシュレートは最高144Hzで、AMDのティアリング防止技術であるFreeSyncに対応する。

 本体とPCとをUSB接続し、Windows対応ソフト「G-Ignition」を用いることで、簡単に画質を調整できる。さらに、クラウドサービス「G-Ignition Drive」で調整データの保存と共有が可能。同社が後援するプロゲーマーによる調整データもクラウドで公開され、ユーザーが利用できるという。

 また、Bluetoothの搭載により、スマートフォンとの連携に対応したのも特徴。Android/iOS対応ソフト「G-Ignition Mobile」が用意されており、ペアリングしたスマートフォンで、画質の調整や入力の切り替え、電源の操作が行なえる。

 スマートフォンに電話やメールの着信があった時に、画面の隅にアイコンを表示して、ユーザーに知らせる機能も備えている。通知のON/OFFや、どのアプリの通知を有効にするかなどの設定は、G-Ignition Mobileで行なう。

 なお、G-Ignitionは従来モデル「FS2434-R」「FS2434」「FG2421」にも対応しており、これらのモデルでもクラウドサービスが利用可能。G-Ignition Mobileの対応モデルは、現時点ではFS2735のみとなる。

 このほか、144Hz入力とバックライトブリンキング技術の組み合わせにより、残像感の少ない滑らかな動画表示を実現するという「Motion Blur Reduction」、暗部や明部の視認性を自動的に改善するという「Smart Insight Demolition」などの機能が搭載されている。

 遅延については、0.05フレーム(0.35ms)未満を公称(144Hz入力・2,560×1,440ドット表示・Motion Blur Reductionオフ時)。同社は「国内最速」とアピールしている。

 液晶パネルの主なスペックは、画素ピッチ0.233mm、視野角178度(水平/垂直)、輝度350cd/平方メートル(Motion Blur Reductionオフ時)、コントラスト比1000:1、応答速度4ms(中間階調域)。

 本体サイズは幅618.8×高さ393.7~548.7×奥行き197.9mm。映像端子はDisplayPort 1.2×1、HDMI×2、DVI-D×1。USB 3.0ポート(コントロール用ポート1基、ハブ2基)やステレオスピーカー(1W+1W)、ヘッドフォン端子、音声出力端子も備える。

 スタンドは高さ調節、スイベル、ピボットに対応。また、VESAマウントに対応する(100×100mm)。

[撮影協力:ツクモパソコン本店ツクモeX.パソコン館BUY MORE秋葉原本店]

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