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前面フラットの静音Mini-ITXケース「Define Nano S」が近日発売

ツクモで展示中

 Fractal Designの静音タワーケース「Define」シリーズのコンパクトなMini-ITXモデル「Define Nano S」が近日発売される見込みだ。モデルはウィンドウなし(FD-CA-DEF-NANO-S-BK)とウィンドウあり(FD-CA-DEF-NANO-S-BK-W)の2種類。

 ツクモパソコン本店は、ウィンドウありモデルにマザーボードや水冷CPUクーラーなどを組み込み、サンプルとして展示している。同店によれば3月末に発売される予定。販売価格は未定。

前面に280mm水冷ラジエーターが搭載可能なMini-ITXケース

 Define Nano Sは、本体サイズが幅203×高さ330×奥行き400mm(フット、突起部などを除く)のタワー型PCケース。

 Defineシリーズの他のモデルと同様に、フラットなフロントデザインや、吸音材を装備した側面パネル、カバーで閉じて静粛性を上げることができる上面ファンスロット「ModuVent」などを特徴としつつ、対応マザーボードをMini-ITXのみとすることで小型化されている。

 ドライブベイ数は3.5インチ/2.5インチシャドウ×2、2.5インチシャドウ×2(SSD専用、厚さ13mmまで)。拡張カードスロットは2基。

 ケースファンは6ヶ所に装着可能で、前面140mmと背面120mmが各1基装着済み。水冷ラジエーターは前面(280mmまで)、上面(240mmまで)、底面(120mm)に装着可能。ウィンドウなしモデルは背面(120mm)にも取り付けスペースが用意されている。

 対応するPCパーツのサイズは、CPUクーラーが高さ162mmまで、ATX電源が奥行き160mmまで、ビデオカードが長さ315mmまで(前面ファン装着時)。

[撮影協力:ツクモパソコン本店]