ストレージ向きの新型筐体、Shuttle製キューブ系キット「SZ170R8」が登場

　5インチベイ非搭載の新型筐体を採用したShuttleのキューブPC自作キット「SZ170R8」が発売された。店頭価格は税込45,900円。

　販売ショップは、ツクモパソコン本店、ツクモeX.パソコン館、パソコンショップ アーク、ドスパラパーツ館、ソフマップ 秋葉原 リユース総合館など。

5インチオープンベイを省いた新デサインの筐体、3.5インチHDDが4基まで搭載可能

　SZ170R8は、Intel Z170チップセットを搭載したLGA1151対応PC自作キット。昨年10月に登場したIntel H170搭載モデル「SH170R6」と同じ、いわゆるキューブタイプのキットだが、SZ170R8では5インチオープンベイを省いた新デサインの筐体が採用されている。

　本体サイズはSH170R6と同じで、幅216×高さ198×奥行き332mm。5インチベイが無くなった分シャドウベイが増え、3.5インチHDDが4基まで搭載できるようになった。ストレージインターフェイスは6Gbps SATA×4。

　また、内部のフロントにHDD冷却用の8cmファンが装備されており、同社は「HDDの熱を除去し、長期かつ安定的な運用が可能」などと、ストレージ向きのキットである点もアピールしている。

　拡張カード用スロットは2基（PCIe x16/x4各1基）。大型ビデオカードの内蔵も可能で、最大対応サイズは280×120×40mmとされている。メモリスロットはDDR4 DIMM×4（最大64GB）。搭載電源は容量500Wの80PLUS SILVER認証モデル。

　上記以外の主な搭載機能・インターフェイスは、DisplayPort、HDMI、Gigabit Ethernet（Intel I219-LM）、M.2（Type 2280）、Mini PCIe（ハーフサイズ）、eSATA、USB 3.0（フロント×2、リア×6）、7.1チャンネルサウンド。

　付属品は専用CPUクーラー、グリス、ドライバーDVD、SATAケーブル（4本）、電源ケーブル、ネジセットなど。

[撮影協力:ツクモパソコン本店]