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Intelの最新SSDが登場、TLC採用の「SSD 540s」が発売

SATAとM.2の2タイプ

 Intel製SATA SSDの新シリーズ「SSD 540s」が登場、2.5インチタイプの180GB/240GB/360GB/480GB/1TBとM.2タイプの180GB/360GB/480GB/1TBが発売された。

 店頭価格(以下、全て税込)は180GBが8,280~10,000円前後、240GB(2.5インチのみ)が10,780円前後、360GBが15,580~17,480円前後、480GBが19,280~22,080円前後、1TBが37,500~43,500円前後。

 販売ショップはパソコンショップ アークBUY MORE秋葉原本店ツクモパソコン本店IIツクモeX.パソコン館など。

Intel初のTLCタイプ、パフォーマンスとコストのバランスを最適化

プロダクトブリーフの書き込み速度
製品情報ページの書き込み速度

 SSD 540sシリーズは6Gbps SATA接続のコンシューマ向けSSD。形状は2.5インチ(厚さ7mm)とM.2(長さ80mm)の2種類で、どちらも容量は1TB、480GB、360GB、240GB、180GB、120GBの6種類が用意されている。

 採用NANDフラッシュは、同社製SSDでは初というTLCタイプ(16nmプロセス)。TLC NANDの採用により、パフォーマンスとコストのバランスを最適化したとしている。また、省電力性の高さもアピールしている。

 なお、転送速度はプロダクトブリーフと製品情報ページで大きく異なっており、前者のページではシーケンシャルリード560MB/s、ライト480MB/s、ランダムリード78,000IOPS、ライト85,000IOPSとされているが、後者のページではシーケンシャル128KBリード560MB/s、ライト70~125MB/s(容量により異なる)、ランダム4KBリード55,000~72,000IOPS(同)、ライト13,500~36,000IOPS(同)となっている。入荷したパソコンショップ アークでは、「シーケンシャルリード560MB/s、ライト480MB/s」と案内している。

 消費電力は、M.2タイプが動作時80mW、アイドル時40mW、DevSleep時3mW、2.5インチタイプが動作時90mW、アイドル時50mW、DevSleep時5mW。MTBFは160万時間。

 なお、製品パッケージは従来のものから変更されており、「SSD 5」というシリーズ名を強調するデザインになっている。

[撮影協力:パソコンショップ アークBUY MORE秋葉原本店]