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端末を“見える化”する無線LANルーター「Aterm WG2200HP」が登場

条件に合った接続をメールで知らせる機能を装備

 ルーターに接続している端末を“見える化”するというNECプラットフォームズの無線LANルーター「Aterm WG2200HP(PA-WG2200HP)」が発売された。最高対応速度は1,733Mbps。店頭価格は税込18,340円前後。

 このほか、2台セットの「Aterm WG2200HP イーサネットコンバータセット(PA-WG2200HP/E)も発売されている。店頭価格は35,620円前後。

 販売ショップは、ツクモパソコン本店IIソフマップ 秋葉原 本館ソフマップ 秋葉原 リユース総合館など。

スマートフォンや携帯ゲーム機、PCなどの端末を“見える化”

 Aterm WG2200HPは、IEEE 802.11ac/n/a/g/b準拠の無線LANルーター。5GHz帯のアンテナを送受信4本ずつ備え(4ストリーム)、11ac使用時は最高1,733Mbpsの通信速度に対応。実効速度(約)はUDP 952Mbps、TCP 932Mbpsを公称する。11n使用時(2.4GHz帯、3ストリーム)は最高450Mbps対応。

 ユニークな機能として、スマートフォンや携帯ゲーム機、PCなどの端末を“見える化”するという「見えて安心ネット」が搭載。本体に接続している端末を一覧表示し、管理するもので、端末に付けたニックネームや、電波強度・周波数帯などの詳細情報が確認できるほか、接続を拒否している端末を「不正端末」として表示する機能も用意されている。

 機能はAndroid/iOS対応の専用アプリでも使用可能。あらかじめ設定した条件に合った接続を検知すると、アプリでの表示やメールで知らせる「Wi-Fi接続通知機能」も用意されている。例えば、子供用の携帯ゲーム機での接続があった時に、通知するよう設定しておけば、外出先で子供が帰宅したことを確認できる。

 このほか、アンテナへのノイズの侵入をブロックするという「μEBG」技術や、米粒ほどの超小型ながら、全方向にしっかりと電波を飛ばすという「μSRアンテナ」、特定端末に集中的に電波を送信することで実効速度を向上させるという「ビームフォーミング」、ストレージやWebカメラなどが接続できるUSB 2.0ポート(1基)などが搭載されている。

 突起部を除く本体サイズ(約)は幅35×奥行き130×高さ181mm。質量は約0.4kg。有線LANポートはGigabit Ethernet×5(WAN×1、LAN×4)。付属品はスタンド、ACアダプタ、LANケーブルなど。

 このほか、11ac準拠で最高433Mbps対応の下位モデル「Aterm WG800HP(PA-WG800HP)」が同時に発売されている。店頭価格は税込6,460円前後。

 11n使用時は最高300Mbps対応。有線LANポートはGigabit Ethernet×4(WAN×1、LAN×3)。USBポートは非搭載。

[撮影協力:ツクモパソコン本店IIソフマップ 秋葉原 リユース総合館]

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