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OC特化のmicroATXマザー「Z170M OC Formula」が発売

注目度が高く、予約分で売り切れというショップもあり

 OC向けにカスタム設計したというASRockのZ170マザー「Z170M OC Formula」が発売された。Core i7-6700KのOCでは7GHz超を達成したという。店頭価格は税込29,900円前後。

 販売ショップはドスパラパーツ館パソコンショップ アークオリオスペックツクモパソコン本店ツクモeX.パソコン館BUY MORE秋葉原本店など。「国内流通量は非常に少ない」(ショップ)ということで、「予約分で売り切れた」というショップも多い。

ASRockのオーバークロック向けマザーボードの最上位機種

 Z170M OC Formulaは、Intel Z170チップセットを搭載したmicroATXフォームファクタのLGA1151マザーボード。

 国内代理店のアスク曰く「ASRockのオーバークロック向けマザーボードの最上位機種」。昨年8月発売のATXモデル「Z170 OC Formula」より多層の10層基板を採用し、メモリスロットなど基板のレイアウトにも大幅な改良を施しているという。

 OC向け機能としては、電力を安定供給するIR製デジタルPWMコントローラー「PowIRstage」、より広範囲のクロック設定を可能にする「Hyper BCLK Engine」、液体窒素冷却時のコールドバグを防ぐ「CPU Cold Bug Killer」などが搭載。CPU Cold Bug Killerについては、-190℃冷却時でもシステムがシャットダウンせずに正常動作するという。

 具体的なOCの成果については、オーバークロッカーのJohn Lam氏により、Core i7-6700K(ベース4GHz、ブースト時最高4.2GHz)との組み合わせで7025.66MHzが達成されたとしている。

 スロット数はPCIe x16×3、DDR4 DIMM×2(最大32GB)。主な搭載機能・インターフェイスはDisplayPort 1.2、HDMI、Gigabit Ethernet(Intel I219-V)、SATA Express(2基)、Ultra M.2、6Gbps SATA(8基)、USB 3.1(ASMedia ASM1142、Type-A/C各1基)、USB 3.0/2.0、PS/2、7.1チャンネルサウンド(Purity Sound 3)。

[撮影協力:オリオスペックドスパラパーツ館]