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MSX向けのスリムFDD変換アダプタが販売中、2ドライブ化も可能

 ノートPC用のスリムFDDをMSXに接続できるようになる変換アダプタが登場、「MSX用スリムFDD変換アダプタ」が三月兎1号店で販売中だ。

 サークル「Lost Technology」によるいわゆる同人ハードウェアで、付属のフラットケーブルが長いタイプ(約30cm)と短いタイプ(約10cm)の2種類が用意されている。店頭価格は両タイプ税込2,981円。

ノートPC用のスリムFDDをMSXに接続、機種によっては2ドライブ構成が可能

 ハードの構成は、インターフェイス変換基板と2本のFFC(フレキシブルフラットケーブル)とシンプル。ノートPC用のスリムFDDは別途用意する。

 もとのMSXのFDDに接続されていた34ピンケーブルと電源ケーブルを、変換基板に接続することで、スリムFDDをMSXで使えるようになる。スリムFDDと変換基板とは、付属のFFCで接続する。MSXの機種によっては、2ドライブ構成が可能という。

 ただし、MSXとスリムFDDの相性があり、動作しない場合があるとのこと。動作の可否は、三月兎の販売ページで確認できる。また、対応メディアは1DDと2DDで、2HDは信号が接続されていないためアクセスできないという。

 FFCは、長いタイプが外付け向け、短いタイプが内蔵向けとされている。

[撮影協力:三月兎1号店]