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「Broadwell-E」対応のASUS製X99マザーが2モデル登場、発光機能を追加

パッケージのCPUソケット写真はピン曲がり?

 ASUSからX99チップセットを搭載するLGA2011-v3マザーボードが発売された。今回登場したのは同社のX99マザーの「スタンダード」シリーズに属する製品で、Thunderbolt 3拡張カードや無線LANを搭載した多機能モデル「X99-DELUXE II」と、標準的な仕様の「X99-A II」の2モデル。どちらも従来製品に対して新CPUへの対応やイルミネーション機能の追加などが行われている。

 店頭価格はX99-DELUXE IIが税込61,000円前後、X99-A IIが税込41,600円前後。販売ショップはツクモeX.パソコン館ツクモパソコン本店BUY MORE秋葉原本店ソフマップ 秋葉原 リユース総合館パソコンショップ アークOVERCLOCK WORKSほか。

Thunderbolt 3/USB 3.1拡張カードが付属、光るマザーボード「X99-DELUXE II」

DELUXEの名のとおり付属品が豊富
サポートリストには新しいCPUが

 X99-DELUXE IIは近日中の発売が噂されている次期CPU「Broadwell-E」への対応を謳うLGA2011-v3マザーボード。2015年5月に発売された「X99-DELUXE/U3.1」の機能強化モデルで、CPUソケットにはOCに有利だという独自ソケット「OC Socket」を採用している。

 主な変更点として、Thunderbolt 3とUSB 3.1が搭載された「ThunderboltEX 3」カードや、さらに強化されたファンコン機能「Fan Xpert 4」、重い拡張カードを支える高耐久PCI Expressスロット「SafeSlot」などを搭載する。また、基板の各所をLEDで照らす「Aura」に対応しており、5050タイプのLEDストライプを直接接続できるピンヘッダを基板上に備えている。

 スロット数はPCIe x16×4(x16、x16/x16、x16/x8/x8、x8/x8/x8/x8モードで動作 ※40レーンCPU使用時)、PCIe x4(x16形状)×1、PCIe x1×1、M.2×1、DDR4 DIMM×8(128GB、DDR4-3333まで)。

 主な搭載機能・インターフェイスはGigabit Ethernet×2(Intel I218V+Intel I211-AT)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac、最大1,300Mbps)、6Gbps SATA(8ポート)、SATA Express、U.2×2、USB 3.1 Type-C(I/Oパネル部1ポート)、USB 3.1 Type-A(I/Oパネル部3ポート)、8チャンネルサウンドなど。

[撮影協力:ツクモeX.パソコン館]

最新インターフェースを搭載した標準モデル「X99-A II」

パッケージのCPUソケットにピン曲がりのような痕跡が…

 X99-A IIは次期CPU「Broadwell-E」に対応するATXマザーボード。既存製品の「X99-A」と比較して、「Fan Xpert 4」や「SafeSlot」の搭載、USB 3.1やU.2ポートのオンボード化、イルミネーション機能「Aura」の追加といった機能強化が行われている。

 スロット数はPCIe x16×3(x16、x16/x16、x8/x16/x8モードで動作 ※40レーンCPU使用時)、PCIe x4(x16形状)×1、PCIe x1×2、M.2×1、DDR4 DIMM×8(128GB、DDR4-3333まで)。

 主な搭載機能・インターフェイスはGigabit Ethernet(Intel I218V)、6Gbps SATA(8ポート)、SATA Express、U.2×1、USB 3.1 Type-C(I/Oパネル部1ポート)、USB 3.1 Type-A(I/Oパネル部1ポート)、8チャンネルサウンドなど。

 ちなみに、パッケージ写真のソケット部分に関して、複数のショップスタッフが「ピンが曲がっているのではないか?」とコメントしている。

[撮影協力:ツクモパソコン本店]