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危険な国への送信をブロックできるルーター「SAKOKU」にSOHO向けモデル

50台の端末が同時に接続可能

 危険な国や地域への送信をブロックするというSOHO・法人向けのセキュリティユニット「SAKOKU 500(VR500)」がプラネックスコミュニケーションズから発売された。店頭価格は税抜き80,000円(税込86,400円)。

 販売ショップはツクモパソコン本店II

「SAKOKU(MZK-1200DHP-SK)」のSOHO・法人向けモデル、50台の端末が同時に接続可能

 SAKOKU 500は、5基のGigabit Ethernetポート(WAN×1、LAN×4)を備えた有線LANルーター。別途用意したルーターと組み合わせて「鎖国ゾーン」を形成し、ゾーン内のPCやスマートフォンなどの端末から、「危険な国・地域」への情報漏えいを防ぐというセキュリティ機器だ。

 先月発売された「SAKOKU(MZK-1200DHP-SK)」のSOHO・法人向けモデル。SAKOKUにあった無線LAN機能は非搭載だが、50台の端末が同時に接続可能で、オフィスなどでの使用に向いているとしている。最大NATセッション数は30,000。

 「危険な国・地域」の設定は、SAKOKUと同様に、NICT(国立研究開発法人情報通信研究機構)によるランキングデータ「nicterWeb Top 10 List」をもとに行なっているという。デフォルト設定では、アメリカと日本を除くランキング上位の全ての該当国・地域への送信を規制するとのこと。

 なお、本体をメインルーターとして使うことも可能としている。搭載機能は、WAN側がIPアドレス自動取得(DHCPクライアント)、固定IPアドレス、PPPoEクライアント設定、LAN側が固定IPアドレス、DHCPサーバー。

 本体サイズ(約)は幅148×高さ29×奥行き105mm。重量約483g。ACアダプタなどが付属する。

[撮影協力:ツクモパソコン本店II]