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格安タブレットに4:3液晶版、9,980円

 4:3液晶を搭載する、珍しい国内向けの廉価タブレット「CH-AND743」がAKARTから発売された。実売価格は9,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

4:3、800×600ドットの液晶を搭載

Boxchip A10を搭載
「A10 Core Duo」?

 この製品は、7インチ/800×600ドットの液晶を搭載したAndroid 4.0タブレット。16:9の液晶が一般的な中、4:3タイプを搭載するのが最大の特徴。液晶パネルはIPSではないようで、IPSと比較すると視野角がやや狭め。タッチパネルは静電容量式。

 主なスペックはCPUがBoxchip A10(1.2GHz)、メモリ容量が512MB、ストレージ容量が4GBなど。主なデバイスはmicroSDスロットやフロント30万画素/リア200万画素のカメラ、IEEE 802.11b/g/n対応の無線LANなど。

 重量は360gで、連続使用時間は約3時間。Google Playも使用可能。

 なお、CPUについてはパッケージに「A10 Core Duo」と書かれているが、この表記の意図は不明。スペック欄に書かれているCPU SoC「Boxchip A10」は、一般に「Cortex-A8のシングルコア」と説明されていることが多い。

 国内向けの安価なタブレットは、ワンセグ付きや防水、キーボード付きなど様々なタイプが増えてきた。スマートフォンを含め、1人で複数の端末を用途別に使い分ける、というのもそろそろ考えられそうだ。

AKART CH-AND743