ニュース

OC版Core i7+TITANの弩級キューブが発売、早くも売り切れ

(3/2 21:20更新)発売を確認。ただし、部材不足で売り切れに。

 GeForce GTX TITANを搭載、さらにCore i7-3770Kを4.8GHzにOCしたという“弩級キューブPC”が登場、OVERCLOCK WORKSが同店ブランドPC「OCW-PREMIUM for 1155 Limited iX」をデモ中だ。

 デモ機は、スタッフに声を掛ければ操作することが可能とのこと。「バイオハザード6」のベンチマークソフトなどがインストールされており、パフォーマンスを体感できる。

 実売価格は398,000円だが、2日(土)現在売り切れ。ビデオカードが足りないため、受注も見合わせており、販売再開は「GeForce GTX TITANの入荷状況次第」(同店)という。

CPUはオーバークロックGPUはGeForce GTX TITAN

CPUは4.8GHzにOC
GPUはTITAN
アイドル時の消費電力
バイオハザード6ベンチマーク動作時の消費電力

 この製品は、キューブタイプの小型筐体にMini-ITXマザーやCore i7-3770K、GTX TITAN搭載ビデオカードなどを内蔵したPC。

 先週発売された同店ブランドのタワーPC「OCW-EXTREME for 1155 XE-G II」と同様に、Core i7-3770K(通常クロック3.5GHz)を4.8GHzにオーバークロックするという仕様もマニアックだ。

 アイドル時に消費電力を抑えるという設計もタワーPCモデルと同様。デモ機の消費電力は、高負荷時(バイオハザード6ベンチマーク実行時)は307Wに上昇するものの、アイドル時は48Wになる。ただし、デモ機の値は目安で、「CPUの個体差により上下するため、あくまで参考値」としている。

 筐体については、フォームファクタはMini-ITXだが、長さのあるGTX TITANカード(リファレンス仕様では266.7mm)を内蔵するとあって若干大きめ。サイズはmicroATXキューブケースに近く、Shuttleの「SX79R5」といったハイエンドのキューブPC自作キットを彷彿させるものがある。

 ドライブベイを廃したシンプルなルックスのフロントパネルも特徴的だ。フロントパネルの上部やサイドパネルにはメッシュ状の通気口があり、本体後部には大型ファンが内蔵されている。ただし、光学ドライブは「筐体の構造上、搭載できない」という。

[撮影協力:OVERCLOCK WORKS]