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2,560×1,700ドットの超高解像度ノートPC、Chromebook Pixelが直輸入

液晶サイズは12.85インチ、OSはChrome OS

 Chrome OSを搭載、2,560×1,700ドットの12.85インチディスプレイやCore i5などを採用したハイエンドノート「Chromebook Pixel」が直輸入で入荷、イオシス アキバ中央通店などが販売中だ。

 入荷したのはWi-Fiモデルで、実売価格は178,000円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。保証はショップによるもので、期間は6ヶ月。

Chrome OSの最新ノートPC

Windowsキーはなく、大きなaltキーがある
付属のACアダプタ

 Chromebook Pixelは、2,560×1,700ドット/12.85インチのマルチタッチ対応ディスプレイやデュアルコア版Core i5 1.8GHz、4GB DDR3メモリ、32GB SSDを搭載したGoogleブランドのノートPC。

 最大の特徴は、同社が「現在のノートPCでは最高」とうたう239ppiという高い画素密度。ディスプレイは輝度が400cd/平方メートル、視野角が178度とされており、鮮明なテキストや鮮やかな色も実現したとしている。

 また、CPUも、従来のChromebookがIntel AtomやCeleronなどを搭載していたのに対し、Chromebook PixelではCore i5へと強化されている。本体サイズは297.7×224.6×16.2mm、重量は1.52kg。キーボードはバックライト内蔵で、クリック可能なガラス製トラックパッドも備える。

 主な搭載機能は無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n、デュアルバンド)、Bluetooth 3.0、Mini DisplayPort、USB 2.0(2ポート)、メモリカードリーダー、HDウェブカメラ、マイク、スピーカー。技適マークの有無については特に告知されていない。

 なお、国内向けの正式発売は現時点では不明。国内のGogle Playサイトの製品情報へアクセスすると「この商品は現時点では販売されていません」というメッセージが表示される。

アプリマーケットの画面
店頭展示の様子
アプリマーケットの画面

 店頭で短時間試用してみたが、星空や海などの高解像度動画が表示されるアプリがデフォルトで入っており、ディスプレイの高精細度合いはそれらアプリで簡単に体験可能。液晶解像度は文字の美しさでもすぐにわかる。

 なお、Webサイトの画像は実ピクセルよりも拡大して表示されるらしく、例えば「100×75ドットのサムネイルが小さすぎて見えない」、というようなことはなかった。

 また、本体は標準で多国語対応になっており、日本語も標準で選択可能。ポインティングデバイスはタッチ、タッチパッドのほか、USBマウスも普通に使えるようだ。

 イオシス アキバ中央通店店頭では画面が見える形ではデモされていないが、「どうしても試したい場合はショップスタッフに声を掛けて欲しい」(同店)とのこと。

[撮影協力:イオシス アキバ中央通店]

Google Chromebook Pixel