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ドコモの格安タブレット「dtab」が店頭発売、デモ機あり

条件次第で9,975円

 ドコモが発売する格安10.1インチタブレット「dtab」の販売が店頭でも始まった。ソフマップ 秋葉原 本館などでは、自由に操作できるデモ機も展示、試した上で購入できる。

 店頭での表示価格は「9,975円」。これはNTTドコモ回線のユーザーで、オプションサービス(SPモードとdビデオ)の契約者向けキャンペーン価格(9月30日(月))。通常の実売価格は25,725円だ。

動画配信サービスなどの加入で9,975円

オプション品の店頭販売も始まっている

 dtabは、10.1インチディスプレイ(1,280×800ドット)やAndroid 4.1、クロック1.2GHzのクアッドコアCPUなどを搭載したタブレット型端末。メモリ容量は1GB、ストレージ容量は8GB。大容量の6,020mAhのバッテリーを搭載する点も特徴だ。端末のメーカーはHuawei。

 クアッドコアCPUを搭載するなど、比較的ハイスペックなこのタブレットだが、条件付きで9,975円で購入できるという価格設定が魅力。

 条件は、ドコモ回線の契約者であることと、スマートフォン向けプロバイダサービス「spモード」(月額315円)と国内外の映画・アニメの定額配信サービス「dビデオ」(月額525円)をそれぞれ「購入月+6ヶ月間」契約すること。規定期間内に解約する場合は、解除料として12,600円が必要となる。また、この条件を適用出来るのは1回線につき1回まで。

 また、通常価格は25,725円。10インチ・クアッドコアのタブレットとしてはこの価格でも比較的安価な部類といえる。

 本体サイズ(約)は高さ176×幅257.4×厚さ9.9mm、重量は約633g。

 主な搭載機能は無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n)、リアカメラ(約300万画素)、フロントカメラ(約130万画素)、microSDカードスロット(最大32GB)、Bluetooth 3.0、MHL。内蔵スピーカーについては、AudysseyやDolby Digital Plusといった音響技術の搭載により「迫力のある音響が楽しめる」(NTTドコモ)という。

 ちなみに、一部のショップでは中古品の買い取りもスタートしているが、ショップによって買取価格が大きく異なっている。告知されている買取価格はじゃんぱらが13,000円、ソフマップが4,000円、ドスパラが5,000円(いずれも18日(木)時点の上限価格)。

 dtabはこれまで通販のみで販売されており、購入前の試用が困難だった。「使用感を確認して購入したい」という向きには待ちに待った店頭発売の開始と言えそうだ。

[撮影協力:ソフマップ 秋葉原 本館]

NTTドコモ dtab