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4,980円の静電式Android端末が販売中、4.3インチ

3,980円の格安Android端末も時折見られるようになってきたアキバだが、今度は静電容量式タブレットにも5千円を切る安価な製品が登場、加Curtisの「LT4304」が販売中だ。

 実売価格は4,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

動作は意外になめらか

 LT4304は、Android 4.0や静電容量方式タッチセンサーの4.3インチタッチディスプレイ(480×272ドット)を搭載したコンパクトなAndroid端末。

 タッチセンサーに感圧式を採用したAndroid端末では実売3,980円という安価な製品も販売されているが、静電容量式タッチセンサーを明確にうたうもので実売5千円を切るのは珍しい。解像度は低いが、タッチ操作の質を求める向きには注目と言える。

 本体の形状は、横にしてiPhone 4Sを上に重ねると若干横がはみ出て、縦はほぼ同サイズといったところ。

 なお、実際に試用したところ、低い解像度が功を奏してか動作は軽めで、画面スクロールの動きも滑らかに感じられた。ディスプレイはマルチタッチ対応で、マニュアルによると「2 point Capacitive Touch Screen」。ただし、実際にテストした個体では、なぜか5点タッチまで認識された。

 ただし、パネルの表示品質は低めで、視野角が非常に狭く、またグレアパネルのため外光などの映り込みも気になる。低解像度独特の“ドット感”もあり、とくにテキストを長時間見続けるには向かないだろう。

 搭載CPUについては複数の異なる記載があり、パッケージ表面では「1GHz processor」、裏面のフランス語表記では「3 Core 1.2GHz chipset」、付属マニュアルでは「1.2GHz main chip(up to)」、Webサイトの製品情報では「RK2906または同等品」などとされている。メモリ容量は512MB、ストレージ容量は4GB。

 主な搭載機能は無線LAN、リアカメラ(0.3メガピクセル)、microSDカードスロット、Mini USB、Gセンサー、ヘッドホンジャック、マイク。マーケットアプリはTapnowが導入されている。

 付属品はMini USBケーブル(充電/データ転送用)、USBホストケーブル、マニュアル。

[撮影協力:パソコンショップ アーク]