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【COMPUTEX AKIBA出張所】
【A-DATA編】熱くなると透明になるDIMM?そしてNASにも新参入

メーカー/代理店に意見が送れるフォーム付き

 毎年恒例のCOMPUTEX TAIPEIが6月4日から開催中だ。

 様々なメーカーが出展する同イベント、詳細な取材記事は僚誌PC Watchが報じているが、「実際の展示を見て、メーカーに伝える」というのはなかなか難しい。そこで今回はメーカーご協力のもと、メーカー直結意見箱付きのレポートをお届けしてみた。

 製品ごとに、あなたの「欲しさ加減」や意見を入力できる入力欄を用意したので、好きな項目に入力し、最下段の「送信」のボタンを押して送信してほしい。いただいた意見はそれぞれのメーカーや国内代理店に送付、製品開発などの参考として活用していただく予定だ(アンケート集計期間は6月20日まで)。

熱くなると透明になるDIMM?そしてNASにも新参入

 さて、まずはA-DATA編をお届けしよう。

 フラッシュメモリやDIMM、SSD、モバイルストレージを手掛ける同社だが、なんと熱くなると内部が透けて見えるDIMMや同社初のNAS、そしてモバイル向けのHDD、USBメモリなどを出展した。

 順に紹介していこう。



熱くなると透明化するゲーミングDIMM35℃でヒートシンクが透明に

透明になる

 さて、同社ブースで最も目立つ場所にあったのが「熱くなると内部が透けて見えるDIMM」。

 このメモリ、温度が35℃以上になるとヒートシンクの一部が透明化。メモリチップがそのまま見えるというユニークなもの。温度が25℃にさがると元通り。素材については「秘密」とのことだが、放熱効果はこれまで同様にあるという。

 シリーズ名は「Chameleron」。年末ごろにゲーミング向け製品として発売予定。価格については未定という。

色の変化前
変化中

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A-DATAがNAS参入、ネット経由で気軽にアクセス

 また、同社初の据え置きNASも出展。HDD1台タイプの「Premier NP100」と2台タイプの「Premier NP210」で、それぞれ製品コンセプトも異なるもの。

 まず、NP100はネットを介した利用が特に重視されており、専用URLでNASの名前を入力するだけで自宅のNASにアクセスできる。その際のUIは、Windowsのデスクトップを模したもので、プレビューなどもWebブラウザ上で可能。また、スマートフォンのアプリも用意されている。

NP100をWebブラウザでアクセス中。UIはWindowsのエクスプローラー風
NP210の背面。HDMI出力がある
NP210から直接HDMI出力した例

 一方、NP210はCPUにAtomを搭載、リムーバブルベイも備えた高機能品。NASから直接ディスプレイ出力できるメディアプレイヤー機能も搭載している。スマートフォンアプリなどを介したリモートアクセス機能ももちろんあるが、「専用URLで自宅のNASにアクセスできる」という機能は用意されないとのこと。

 NP100は7月末出荷予定。HDD 2TB搭載済みで200ドル程度になる見込み。NP210は第三四半期の終わりに発売予定。価格はまだ未定とのこと。

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モバイル&スマホ向けの無線HDD兼バッテリーバッテリー容量は5,200mAh

 スマートフォン向けの無線ストレージとして、さらにモバイルバッテリーとしても使える1台2役のモバイルHDD「AE800」も出展。「外出先や会議などで写真を資料を共有するのに便利」(同社)とか。

 これは同社が今年発売したSDカード対応のモバイルストレージ「AE400」のHDD版で、スマホ向けの大容量HDDを持ち運べるのがメリット。スマートフォン用アプリはiPhone/Androidいずれも用意されている。

 HDDのデータ転送はUSB経由で行うこともでき、USB 3.0にも対応。USB接続時の速度は最大105MB/s出るため、自宅などでデータを転送しておく、という使い方もできそうだ。

 モバイルバッテリーとしても使えるバッテリー容量は5,200mAh。

 ちなみにこの製品を無線ストレージとして使う場合は、この製品が無線LANアクセスポイントになり、スマートフォンをそこに接続する形になるが、通常、そうしてしまうとスマートフォンからインターネットアクセスできなくなってしまう。そうしたことに対処するため、この製品では無線LANのブリッジ機能を搭載。接続したスマートフォンがこの製品を介してインターネット接続することができるという。

 容量は500GB。7月より量産、その後発売する予定という。

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Androidスマホに直結、PCでも使えるUSBメモリ

 A-DATAはスマートフォンにも力を入れていくとのことで、Micro USBコネクタでAndroidスマートフォンに直結、PCは普通のUSBコネクタで利用できるUSBメモリも出展していた。

 同種の製品はすでに登場しているが、今後はこうした製品も増えていくことになりそうだ。

 容量は16GBと32GBの2タイプ。8月ごろから出荷予定。なお、ブースでは赤色モデルも展示されていた。

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そのほかの展示など

 このほか同社の主な展示も紹介しよう。

これらの意見欄や展示以外に関する投稿欄も以下に用意したので、活用してほしい。

サーバ向けのNGFF SSD。PCIe 2.0(4レーン)接続で、公称リード/ライトは1,800MB/sという。
NGFF SSDにはA-DATA刻印のコントローラが搭載されていた
第三四半期に発売されるゲーミングDIMM「Carbon」シリーズ。カーボンシートを貼った外見が特徴。展示されていたカラーは3色。「要望が多いカラーがあればカスタム生産もできる」(同社)とか
eMMCチップもA-DATA刻印
サーバ向けのLRDIMM。背が高い…
逆に背が低いLRDIMMも
手鏡タイプのモバイルバッテリー。アイデア商品?

その他の展示品に関してのご意見:

メーカーへのご意見:


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