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Haswell向けR.O.G.シリーズ最上位「MAXIMUS VI Extreme」が発売
(2013/6/20 23:22)
ASUS R.O.G.シリーズのHaswell対応モデルの最上位「MAXIMUS VI EXTREME」が発売された。実売価格は49,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
ASUS製Haswellマザーの最上位
R.O.G.シリーズのIntel Z87 Expressチップセット搭載LGA1150マザーボードについては、先週に下位モデルの「MAXIMUS VI HERO」が発売済みで、今回のEXTREMEはその上位モデル。
大きな特徴は、オーバークロック向けの外部コントローラ「OC Panel」が付属すること。OC Panelの本体表面には、2.6インチの液晶ディスプレイと、十字に配置されたボタン部が用意。側面には、K型熱電対(温度センサー)が接続できる「Subzero Sense」を、ボタン部の下のカバー内に、ビデオカード電圧の測定・調整用端子「VGA Hotwire」を備えるなど、様々なインターフェイスが用意されている。
OC Panelにはステータス監視機能もあり、例えば、Subzero Senseで温度を確認しつつ、電圧を調整するといったことも行なえる。
マザーとは専用のコネクタ・ケーブルを用いて接続。電源供給にはSATA電源ケーブルを使用する。また、付属の5インチベイ変換パネルを装着することで、PCケースの前面へファンコントローラのように設置することも可能だ。
このほか、5基のPCIe x16スロットによる4-Way SLI/CrossFireXのサポート、IEEE 802.11ac無線LAN、Bluetooth 4.0といった機能も搭載されている。
この無線LAN/Bluetooth機能はMini PCIeカードによって提供されるもので、I/Oパネル付近には、縦に設置されたMini PCIeスロット基板がある(カードが装着済み)。また、Mini PCIeスロットの裏面には、薄型SSDも装着可能なM.2(NGFF)スロットが用意されている。
電源回路にはHEROと同じく、TIのMOSFET(MOS型電界効果トランジスタ)「NexFET MOSFET」や独自チョーク「BlackWing」などを用いた「Extreme Engine Digi+ III」を採用。反面、HEROにあったゲーム向け機能「Sonic Radar」「GameFirst II」「SupremeFX」などは非搭載。
スロット数はPCIe x16×5、PCIe x4×1、Mini PCIe×1、DDR3 DIMM×4(最大32GB)。主な搭載インターフェイス・機能はDisplayPort、HDMI、Gigabit Ethernet、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.0/3.0+HS、6Gbps SATA(10ポート、RAID 0/1/5/10)、USB 3.0、8チャンネルサウンド。