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ターボボタン付きのATX電源が登場、一時的に+100W

(7/6 19:12更新)ブラックモデルも発売確認。

 一時的に出力を100W増加できる「Turbo Charge」ボタンを備えたThermaltakeのATX電源「EVO BLUE 2.0」が発売された。

 本体カラーはグリーンで、側面にある黄色のロゴと相まってアーモボックス(弾薬箱)風なのもユニークだ。

 容量のラインナップは850W/750W/650Wの3モデルだが、今回発売を確認したのは750Wと850Wの2モデル。実売価格は850Wが19,980円、750Wが17,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。カラーはブラックとグリーンの2タイプ。

ボタン押下で+100W、ファンも最速回転に

 EVO BLUE 2.0は、80 PLUS GOLD認証されたATX 12V 2.3/SSI-EPS 12V 2.92準拠の電源ユニット。

 本体背面にあるTurbo Chargeボタンを押すことで、出力を100W増加できるのが特徴で、Turbo Chargeでの動作中は冷却ファンが最大速度で回転するほか、ファンのLEDが青から赤へ変化する。

 また、Webサイトの製品情報では、Intel CPUの省電力モードであるC6ステートをサポートするとされており、C6ステート時にCPUとビデオカードの消費電力が0Wになるという「ZERO LOAD」の表示もある。

 本体サイズは幅150×高さ86×奥行き160mm。冷却ファンはサイズが140mmで、シャットダウン後も15~30秒間回転を続け、内部パーツを確実に冷却するという。

 内部電源ケーブルは、24ピンメインなど一部を除いて着脱が可能。使用可能なコネクタ数は、850Wモデルの場合で6+2ピンPCI Express×4、SATA×9、4ピンペリフェラル×6など。

[撮影協力:ツクモパソコン本店]

Thermaltake EVO BLUE 2.0