10点タッチ対応/USB給電の15.6型液晶「On-Lap 1502T」が発売

　10点マルチタッチ入力に対応した台湾GeChicのモバイル液晶ディスプレイの新モデル「On-Lap 1502T」がテックウインドから発売された。USB給電で動作し、バッテリーは非搭載。実売価格は34,800円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。

10点マルチタッチ対応、解像度は1,366×768ドット

　On-Lap 1502Tは、15.6インチのノングレアTN液晶パネル（1,366×768ドット）を搭載したコンパクトなディスプレイで、On-Lapシリーズで初めてタッチ入力に対応したのが大きな特徴。センサーは投影型静電容量方式。

　Windows 8での使用時は最大10点のマルチタッチ入力が可能で、テックウインドは「Modern UIのユーザーエクスペリエンスを最大限に引き出せる」とアピールしている（Windows 7では2点タッチまで対応）。また、重量が約1.5kgと据え置き型ディスプレイより軽く、タブレット端末のように手元に置いて操作できるのもメリットだ。

　液晶パネルの主なスペックは、表面硬度7H、画素ピッチ0.252mm、輝度180cd/平方メートル、コントラスト比400:1、視野角が水平90度、垂直50度、応答速度8ms。

　本体サイズは430.4×248.3×9.9mm、重量は1,450gで、ステレオスピーカー（1W+1W）とヘッドフォン端子を装備。映像入力はHDMIとVGAに対応する（VGAケーブルは別売り）。また、給電用としてUSB 2.0ポートを計2基備えているが、同社によればUSBポート1基でも使用可能という。

　付属品はMicro HDMIケーブル、Micro USBケーブル、スタンドなど。

　なお、フルHDのIPS液晶パネルを搭載した上位モデル「On-Lap 1502I」も近日発売される予定だ。TNモデルに比べ応答速度が17.5msと低いものの、視野角が水平/垂直160度と広く、また重量が1,350gと軽いのも特長。発売予定時期は7月中旬。

[撮影協力:BUY MORE秋葉原本店]