実売7万円前後の安価な3Dプリンタが近日デモ予定

3Dプリンタ本体

　7万円前後という安価な3Dプリンタの動作デモがオリオスペックで近日中に行なわれる予定だ。店頭では、同店が組み立てたというフレームなどがむき出しのサンプル機が展示されている。

発売時期は未定で、予価は6～7万円前後としている。

「海外で販売されているパーツを用いて組み立てたもの」を展示

下部にノズルがある

白いひものようなものが原料の樹脂

この台の上に立体物が出来上がる

基板類

　店頭のサンプル機は、素材を射出するノズルや、ノズルが移動するためのレール、フレームなどがむき出しになっており、既存製品に見られるボックス型のものとは見た目が大きく異なる。

　同店によれば「海外で販売されているパーツを用いて組み立てたもの」で、立体物を形成するスタンド部（台）が、文房具のダブルクリップで固定されているあたりも手作り感があってユニークだ。もちろん、販売時は完成品を提供するとのこと。

　最近は20万円を切る低価格の3Dプリンタも増えつつあるが、そうした中で今回の製品の7万円前後という価格設定はかなり魅力的。完成品のデザインやスペックなど不明点はあるものの、価格の安さでは注目されそうだ。

　なお、同店によれば、現在は仮組みの状態で、サンプル機の動作確認などはこれから行うという。デモは来週からの実施を予定している。

[撮影協力:オリオスペック]